第4話 嘘をつく鏡

 この想いに蓋をしよう……


 自身に暗示を掛けるように鏡に向かって呟く。


 鏡に映った顔は、諦められないと醜く語っているようだ……


それは真か嘘か誰にもわからない、もしかしたら僕の心を写す姿なのかも……


               完

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