2023/10/25(水曜日)

今日は朝起きた時からテンションが低かった。昨日の今日ではメンタルが回復する訳もなく、ただただ暗い気持ちで目が覚めた。少し遠いが、大きな公園にでも行こうかと思い、だらだらと支度をした。朝ごはんはおにぎりと何かを食べたけど覚えてない。支度が終わってぼーっとテレビを見ていたら二時過ぎになっていた。急いで出かけようとしたのだが、天気予報に雷マークが付いていて遠くまで行くのは辞めた。その代わりに、近くの図書館に行くことにした。お守り代わりに、ラリマーのネックレスをつけて出発。優しい雰囲気の詩が読みたかったので、詩のコーナーを物色していると、「あたりまえポエム」という本を発見。素朴な感じがしたので手に取ってみると、その表紙には「君の前で 息を止めると 呼吸ができなくなってしまうよ」と書かれていた。ん?当たり前だな。タイトルの当たり前ってそういうことか?ペラペラと捲っていくと、そこに書かれていたのは全て当たり前のことばかり。なのに、やたらとロマンチックな言い回しで当たり前のことを書いているので、なんだかおかしくなってきてこの本を借りることにした。おかげで少し気持ちが軽くなった気がした。もう一冊、綺麗な絵が見たかったので、モネの作品を写真と共に解説している本も借りてきた。


帰る途中、空は晴れているのに物凄い近くで雷が鳴り響いていた。綺麗に夕焼けが出てるのにおかしいなあと思いつつ帰宅。家に入ってからしばらくして、雷の勢いが増してきた。雨もポツポツ降り出してきて、ギリギリ雨にあわずにすんだようだ。ラッキー。でもやっぱり夕焼けは綺麗。ふと、写真を撮りたくなったので、敢えて一眼レフではなくチェキで写真を撮った。本当はポラロイドカメラで撮りたかったが、もうフィルムがなかったので仕方なくチェキで。ポラロイドカメラのフィルムは、チェキのフィルムの値段の倍ぐらいはするので頻繁には買えない。ただし、撮る時の楽しさもチェキの倍ぐらいはある。チェキやポラロイドカメラといったインスタントカメラは、逆光が苦手なイメージがあって、空などを撮っても雲や青空がはっきりと写らず、白っぽい仕上がりになる事が多いのだが、今回は綺麗に夕焼けの色が出た。雲の輪郭もはっきりと出て満足のいく仕上がりになった。


雨がかなり降ってきたので、外に植えている花の水やりはしなくても大丈夫だなと思い、お風呂タイムにすることに。久しぶりに湯船に浸かりながら、千と千尋の神隠しの電車のシーンで流れている「6番目の駅」という曲を聴いた。いつ聴いても死にそうになる。どういうことか分からないが、文字通り死にそうになる。死んで消えそうになるというか、サーッと何も無かったかのように消えてしまいそうになるというか。この世で自分一人だけしかいないように感じる。とにかく言えるのは、久石譲さんの作る曲は神の領域に達しているということ。どの曲も大好きです。大好きというかもう崇拝してます。


風呂から上がると頭が痛かったので、すぐさま偏頭痛の薬を飲んだ。かなり酷い偏頭痛持ちで、酷い時は目も開けられないぐらい痛むし、吐き気も起こるので薬が手放せない。せっかく今夜はワインを飲もうと思っていたのにタイミングが悪い。まあでも仕方ないので諦めた。薬のおかげで痛みはだいぶ和らいだし、今日はもう温かいお茶でも飲んで寝よう。明日は元気があれば広い公園に行こうかな。

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