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読了後、まず思ったのは「遅れてやってきた青春」。
爽やかで軽やかな風を感じた気分でした。気分がよかったです。
歳を重ね、さまざまなしがらみを抱えてしまうのは、きっと誰にでも共通するのではないでしょうか?主人公に共感を持って読むことができました。
個人的におしいな、と思う点は、終盤にかけてが唐突すぎて若干の置いてきぼりにされた感があったことくらいでしょうか。
しかし、全体的に情景も浮かびやすく、トランペットを吹いていた身としてはもう一度吹きたい気分になりました。
暖かな陽光に背中をそっと押されるような、素敵な物語を読ませていただき、ありがとうございます。
作者からの返信
はるのさん感想ありがとうございます!!。゚(゚´ω`゚)゚。トランペット吹かれていたのですね〜、いいですよねトランペット!
自分的にはなんとウジウジした話だろうと思っていたので、爽やかと言われてそうなのか…と驚きました。本当に読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m
*への応援コメント
コメント失礼します。「音楽」「吹奏楽」などのキーワードについ反応してしまうので、タイトルを見て即食いついてしまいました 笑。
主人公の生活空間が丁寧に描写されていて、今ひとつ煮えきれないままでいる過去と現在もわかりやすく提示されており、なかなかに手慣れた書きっぷりです。この字数でのストーリーのまとめ方もそつがなく、尺のとり方などで突っ込める所はほぼありません。
終盤にやや唐突感が、と他の方から感想を拝見しました。仮にその指摘を私が解釈するとしたら、主人公がペットを買ったその後の行動が、やや漠然とし過ぎているからかなあと考えたりもしました。「まずやれることをやった」というのは分かるのですが、人生の再スタートの一歩としてはいきあたりばったり感が勝ちすぎている印象も。最初から古いペットを持っていて、でも長年吹いてなくて、どこかの楽団の「団員募集」のポスターを一旦は無視し、結局連絡メールを出そうとするところでラスト、などのような形だったら、具体性がまして「唐突感」は薄れるかもと思います。もっとも、そのプロットが最上かどうかは分かりませんが。
私から別のことを一つ申し上げるなら、「夕日に向かってペットを吹く」という行動が、まあ夢の光景としては絵になるし色々と象徴的なんですが、実行するのはかなり簡単っぽくて、むしろなんで学生時代に実行できなかったのか、と突っ込めてしまうことでしょうか。せめて「夕日に向かって、なんだか難しくて、でもかっこいい、とある有名な曲を吹く」というシーンにしておけば、だいぶん焦点の合った話になるかと。ただ、それだと冒頭で話の流れがだいたい読めてしまうし、曲選びも難しそうではあります。
よけいなことをいろいろ書いてしまいましたが、周回遅れで自分を見直そうとする主人公の心のうちには大いに共感しましたし、印象深い青春譚として読ませていただきました。
以上、参考にできるところがあれば拾っていただくということで、他は読み捨ててくださいますよう。長文失礼しました。
作者からの返信
湾多珠巳さん初めまして。偶然見つけて読んでいただきありがとうございます。吹奏楽お好きなのですね。音楽は良いですよね!
こんなにも多くのご感想をいただけるなんてとても嬉しいです。余計なことなんてないですよ、お褒めの言葉もご指摘もありがたく頂戴いたします。ハートと星もありがとうございました!