種は育ち、花を咲かせる
恋の火種はいつの日か悩みの種となり
今や私の身は炎で焦がされている
どうして苦しいのか
自分にさえわからない
どうして良いものか
私にはわからない
流れる雫を養分に芽は育ち
やがて花をつけるだろう
その色は憂いの青か
それとも血色の良い桃色か
花をつける前に茎を切れば全て終わる
色を確かめられない寂しさと
群青の花の咲く苦しさ
どちらを取れば良いのか
私にはわからない
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