第8話チャクラを開放し、地獄に堕ちて悪魔と為れ!
彼が今何処にいるか分かっていたならニューカッスルでミッドフィルダーとして活躍していると知っていたなら対策は打てた筈だ。
彼の攻撃力は高速走行中のダンプカーが如く、誰にも止められなかった。
ラグビーーフィールドを盾に走るのでは無く横に切った!
そして日本のラインで弱いところを狙い腸を抉るが如く単独で切り込んだ!
日本は3回もマテオ・カレーラスにやられた!
同じ遣り方で3回もだ!
日本代表チームは、一度地獄に堕ちれば良い!
僕は作家を目指している。
六十数本の短・長編の小説を書き、コンテストに応募している。
「出来た!今度こそイケる!」
との想いに高揚して応募するが、玉砕!
この想いを日本チームも持っていたはずだ。死に物狂いの訓練は、これだけ苦しいのにまだ死なない。
これだけ練習したから我々はイケる!筈だ。
速く走れる、敵のマークをかわし、ラインにパスを回せる!
突っ込んでくる敵をタックルで一撃出来る!あれだけ練習したのだから。
この想いを僕と日本チームがシンクロしていた。
だから日本チームが負けた時、周波数が一体化して・・・泣けた。
あれが号泣というのだろう「パパ泣いてる。」
幼い娘が不思議そうに僕の顔をまじまじと見詰めていた。
だからね・・・。
地獄に堕ちて、対戦相手の研究から遣ってフィジカルだけでは無く頭脳を鍛える事だ! グッドラック日本代表チーム。
(終)
WRC 地獄に堕ちて悪魔と為れWRC日本代表チーム しおとれもん @siotoremmon
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