第11話「どうやら僕の日常生活は間違っている」⑤

 「夏休みの地獄の二日間の思い出」


「あらすじ」

 岩井氏、小学生の頃、夏休みに、母親に突然起こされ、「子供を自然に触れさせて遊ばせよう」というイベントに参加させられる。

 そこは知り合いもおらず、ひたすら孤独の中で、いろいろな作業をさせられる。最後に自分に向けて葉っぱで作ったハガキでお便りを出そうと言われ、言われたとおり書く。

 その時書いたハガキがたまに今でも掃除をすると出てくるのだが、そのたびに、嫌な気持ちになるというお話。


「感想」

 うわ~、小学生の頃、謎の陶芸教室に連れていかれて、同じような孤独を味わったことを思い出す。ああいうのって、親はよかれと思って子供にやらせるのだが、子供はあんなの楽しめない。ひたすら嫌な記憶を植付けられて終わるという、悲しい出来事。

 子供はそういうの断れないので、つらいよなぁ。岩井さん、分かるよ。

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