第8話「どうやら僕の日常生活は間違っている」②

「ひとり居酒屋デビューした前乗りの夜」


「あらすじ」

 岩井氏、独りでどこかに食べに行くことが苦手らしい。しかし、大阪に出張の時に、独りで居酒屋に入って、独り居酒屋デビューを果たす。

 独り初心者であることをナメられないように、上級者の頼み方をマネして、渋いメニューを注文する。ホヤ酢と焼き鳥五本、お任せである。

 しかし、店員にナメられて、高い値段を吹っ掛けられたような感じになる。

 会計の時に、高い勘定に思わず、「やっぱり独りで来るのはやめよう」という気持ちになったというお話。


「感想」

 独りで、どこかに食べに行くのがなぜ嫌なのだろう?私にはよくわからない。私は基本、どこにでも独りで食べに行く。さすがに独り焼肉はやらないが。

 それにしても、岩井氏、どうにも一人であるということを気にし過ぎ。別に周りからどう思われてもいいと思うのだが、どうせ他人だし。

 芸人さんってけっこう繊細な人が多い気がする。そうでないと、日常を切り取って、ネタを書いたりすることなどできないだろう。

 日々、繊細に周囲を観察する目、それが面白いネタにつながるのだろうなぁ。

 

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