第4話 最強の祖父の登場だぞ!

 秋葉が夕方に自宅に帰った。


 「ただいま〜」


 「ひとし〜お爺ちゃんが来てるわよ!」


 ひとしとは秋葉の下の名前である。


 「お爺ちゃん?」


 母親がいる居間に行くと....


 気弱で万年うだつが上がらなかった祖父が新聞を見ながら畳に座って新聞を見ている。


 「ひとし~お前は、また同級生の不良にイジメられているらしいな~!」


 気弱だった祖父の表情が険しくなり、鋭い目つきで秋葉の方を睨みつける。


 「あれ?俺の爺ちゃんは確か気弱で、こんなに気が強いキャラじやなかったはずなんだが..........?」


 「んっ? どういう事~???」


 秋葉は頭の中にクエスチョンが何個も浮かんではフリーズしそうになる。


 「本当にお前は我が孫ながら情けない~」


 「わしがお前の負け犬が染みついた根性をたたき直してやる!」


 「明日の日曜日に、ワシの道場で朝稽古があるからお前も来い」


 祖父はプンプンな表情で秋葉に説教を垂れている。


 

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