第42話…その後2

30分後 りなが気がついた。


「あっ りな 気がついたね。よかった〜。」


「みのり…ここ医務室だよね?」


「あいつが逮捕された後 気を失っておかさんがここに運んでくれたんだよ。 」


「そうだったんだ…迷惑かけちゃったね。ごめんね。」


「大丈夫だよ。もう少しここにいる?」


「掃除が中途半端なんだけど…」


「それは大丈夫だよ。同じ部署の人達がやってくれたし ゆっくりしなって言ってたよ。」


その時 産業医の山川やまかわ医師が医務室に入ってきた。


「会社から連絡もらって来てみたんだけどりなさん大丈夫ですか?」


「まだ気持ちの整理がつかないですが

やっと終わった…って思います。長かったから…これも他の人達のおかげだと思っています。」


「そうですよね…長かったですね。

でもまだ不安な気持ちはあると思いますので安定剤持ってきましたが必要ですか?」


「先生 ありがとうございます。とりあえずいただいておきますが不安な気持ちが強い時だけ服用します。」


「はい。そうして下さい。顔色がまだすぐれないみたいなので無理をせずにして下さい。お大事に…」


「先生ありがとうございます。」



産業医の山川やまかわ医師が医務室を後にした。








  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る