第30話…視線を感じる

目を覚ましたのが6時だった。

夢の続きもみなかったから

よかったけど………


寝坊してしまった。

急いで化粧し家を出て駅に向かった。


何とか電車に間に合った。

ほっと一安心していたら

視線を感じる。


ちらっとみたら男が笑いながら

こっちを見ていた。

念のため、スマホで録画をした。

気味が悪いけど平静を保っていた。


降りる駅が近づいてきている。

すぐに降りようとドア前に向かったら

その男も別のドアの前に向かっている。こちらを見ている。


降りる駅に到着してドアが開いた。

早歩きで改札口に向かったが

その男も足早に改札口に向かってきた。


怖い…何なの…この男!

会社までは大通りで人も多い。

走れば2分で会社に着くけど

人が多くて走ると危ないから

早歩きで向おう。


いつも立ち寄る店に行かずに

早歩きで会社に向かった。


怖くて後ろを向けない。


会社が見えてきた時

無意識に走っていた。


会社に入る前の店は鏡張りだから

横目でちらっとみたら


その男が離れたところにいた。

ざわっとした…


やっと会社の出入り口に着き

警備員にそのことを話し

スマホの画像も見せた。


案の定 その男は警備員に

取り押さえられた。

警備員が警察に電話しようとした時!

風見さんが声をかけてきた。

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