第4話
そして、俺は春に家に誘われた。
「大丈夫、優くん辛かったよね。寂しかったよね」
春は俺に優しい言葉をかけてくれる。
「うん、」
「ねぇ、優くん。私が癒してあげるこれからは」
「春が?」
「うん、そうだよ。知ってるよね。私が何度も告白したもん。優くんへの愛のは」
「・・・」
「私は自殺しないから、優くんを一人になんてしないからね」
元から、どんなに俺が冷たくても春は一緒に居てくれた。その言葉は一切嘘はない。
俺はすっかり先輩が亡くなった悲しみが抜けて、今まで俺に慕ってくれた春に感謝をした。
ーーー
やっとだよ。これで邪魔するものは居ない。
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