第20話 クリスマス・キャロル(ディケンズ作)
書かせていただきます。
【簡単な作品紹介】
ヴィクトリア朝時代のイギリスの作家、チャールズ・ディケンズの名作。
おそらく、ディケンズの作品としては最も知名度が高いと思う。
翻訳の関係で「クリスマス・カロル』になっている本もあるけれども、内容と意味は一緒。
【数行で読める、あらすじ】
ケチで人間嫌いな老人、スクルージは、クリスマス・イブの夜、亡霊に連れられて自分の未来を見せられ、改心する。
という話。
【作品の特徴】
お話と筋立てがわかりやすい。結末まで一本道で、複雑な構成や仕掛けがあるわけではなく、道徳的な教訓を織り交ぜているため、子ども向けと言っても良い作品。
だからと言って子供騙しな作品ではなく、大人でも思わず唸るような、深いテーマが内包されている。大人が読んでも、面白いと思うのではないかな。
【作品の見どころ】
「人間同士のつながり」や「献身の心」の大切さを説き、それによって改心する老人の姿が見どころ。
老人の様子を通して、読者の胸にも訴えかけてくるものがある。人間嫌いな読者ほど、胸に刺さるかもしれない。
道徳的すぎる内容や、結末が簡単に予想できる点は、人によっては気に入らないかもしれないものの、つまらないという感想には、ならないと思う。
それほど長い物語ではないので、サクッと読めるから、おすすめ。暇つぶしでもなんでもいいので、手にとってみてはいかがだろうか?
【終わりに】
今日の解説は、こんなところかな。異論や反論や要望があれば、感想に書いてね。加筆修正しますよ。
ちなみに、記事の内容や、取り上げる作品は、私の独断と偏見が強いので、あしからず。
それじゃ、今回はこんなところで、さよなら、さよなら、さよなら。
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