第60話 私の記憶に残る、男女デュオによる昭和ヒット歌謡曲集

①青い山脈   藤山一郎&奈良光枝

  あまりにも有名な、歌謡史に残る曲。

 作詞 西條八十

 作曲 服部良一

 映画化されて、それもヒット!

 鉄壁スタンダードな昭和歌謡!


②赤いグラス アイ・ジョージ&志摩ちなみ

  何つってもアイ・ジョージの低く響く劇的な渋い声が良いんだよね。

 令和の今はこういう歌手はいないもんなぁ。


③東京ナイトクラブ フランク永井&松尾和子

  豪華な顔合わせによる昭和ムード歌謡。

 令和の今、ムード歌謡を復活させてほしいけど、オトナの曲も歌える人ももういないかぁ……!


④銀座の恋の物語 石原裕次郎&牧村旬子

  デュエット曲のスタンダード中のスタンダード。

 全国のスナックでおそらく最も歌われたデュエット曲でしょう。

 裕次郎は俳優でありながら、ムード歌謡のスターでもあるのです。


⑤いつでも夢を 吉永小百合&橋幸夫

  若いスターどうしの豪華顔合わせ。

 明朗なメロディーがいかにも昭和のエンターテイメントですね。

 吉永小百合さんの伸びやかな歌声が素晴らしい。


⑥愛の奇跡     ヒデ&ロザンナ

  日本男子の出門英とイタリア人女子ロザンナの異色デュオ。

 曲中にロザンナのイタリア語の叫びが入るところが印象的です。

 ロザンナがヒデを愛し、後に2人は結婚しましたが、ロザンナのアモーレは早逝してしまいましたね。

 ……無情。


⑦或る日突然    トワ・エ・モワ

  肩肘張らずに歌える爽やかな曲。

 清涼感あふれる2人の歌唱が素晴らしい。

 札幌冬季五輪のテーマ曲もこの2人でした。


⑧新宿そだち  大木英夫&津山洋子

  朗々と歌う大衆演歌デュオ。

 大木英夫のダミ声が新宿の大衆酒場を想起させる曲。 


⑨てんとう虫のサンバ チェリッシュ 

  笑顔で歌う明るく楽しいメルヘンチックな曲。

 私個人的にはちょっと小っ恥ずかしくてカラオケでは歌えないッス!

 スイマセン。


⑩カナダからの手紙 畑中葉子&平尾昌晃

  当時十八歳だった畑中葉子のデビュー曲。平尾昌晃が久方ぶりに自らデュエット曲として歌唱しています。

 それにしてもこの時はいかにも清純無垢な感じだった畑中葉子が、その後はまさかの「後ろから前から」だもんなぁ……!

 

⑪冬が来る前に     紙ふうせん

  フォークデュオシンガーによるフォークデュオらしい曲。

 カラオケでも小っ恥ずかしくなく歌えそう。良いですねぇ。


⑫三年目の浮気   ヒロシ&キーボー

  俳優黒沢年雄の弟、黒沢博と山田喜代子によるデュエット曲。

 浮気をめぐって男女がケンカする掛け合い演歌。面白い曲ですね。

 残念ながらキーボーもヒロシもこの世を去りました。天国では仲良くしてほしいです。


⑬ロンリー・チャップリン 鈴木聖美withラッツ&スター

  鈴木聖美と鈴木雅之、姉弟によるデュエット曲。

 巧みな2人の歌唱によって、世界観のあるバラードになっています。

 桑マンのトランペットも曲をムーディーにサポートしていますね。




 ってところで。


 頷くあなたは昭和原人!

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