恋愛観
@Rinnne-rinnne-rinnne
1. 頭の中を整理したい
恋愛をしたことはあるだろうか。皆に問う。別に付き合ったことがあるかどうかを聞きたいのではない。正直そんなことはどうでもいいと思っているくらいだ。
私は時々思う事がある。きっと恋愛というものを皆が美化していると。人間の本能的なものに語りかけてくる相手を選んでそうした相手を自分の思い通りにさせたいだけ。でも、きっと恋愛においてそれは大事な要素なのだろう。
私に声をかけた人は私に私のやりたいこと以外を当然のようにやらせようとしていたのか。デートも、手をつなぐのも、抱き締め合うのも。そんなことをするよりか音楽でもやっていたいし、本を読みたいし、資格の勉強もしたい。あなたに割く時間があると思っているのか。それだけ自分に価値があると思えるのは何故か。そう思っても相手への聞き方を考えるのも面倒で、その後のフォローも面倒だ。理由も言わずに自分のお気に入りのスマホカバーの中の端末から一つの連絡先数が減ったほうがまだマシだ。
数日後、これをあらためて読み返してみると、とんでもない自信家や、自己肯定感高い人間の話で自分で書いたながら読みたくなくなってきた。でも、今まで生きてきた人生で学んだことがたった数日で変わることもあまり多くはないのだから大きく意見が変わったこともないのだが。
自分のことのように書くから嫌に見えてくるのかと思って書き直してみると、例えば、クラスメートの恋愛の話。とあるクラスメートがクラスの可愛い子に告白して断られた。それに対してそのクラスメートを励ます声も多くあったが、バカにする人も少なくなかった。さて、これを聞いて思うことなどたくさんあると思うが、まずはバカにする人はなぜそんなことができるのかと疑問に思わないだろうか。人が人をバカにするのはまず理由がなくてはならない。大きな失敗や勘違いなどをバカにする人はいるが、この告白の話でいうと、告白した事自体は勇気ある一つの行動と捉えているのだと思う。それはもし告白に成功していれば、バカにする声は少ないか無かっただろうことからだ。よって、告白に失敗したことが彼らにとってバカにすることのネタだったことになる。しかし、ここで注目していただきたいのは告白を断ったのがクラスの可愛い子であるということで、もし、他の人が告白をしていたら同じように断られていたのかもそれないのだ。(可愛い子という表現はなんとなく嫌だが、一つの例として受け入れてほしい。)それでもバカにできるのは、物事の表面しか見えていないか、箱を開けてみるまでわからないということを信じているからなのか。自分はその箱を開ける勇気すらないにも関わらず。そこまでいかなくても、自分は相手の立場だったらそんな行動を取らないと判断する、つまり相手よりも優れた頭を持っていると思っていて自分を上だと思いたいのか。もし、その子が告白を断った理由が学業に集中したいからだとかだったら、そんな理由でバカにされるならお門違いもいいところだ。
まだこれは恋愛の話だからまだしも、結婚やら育児やらをしている人をみるともっと大変そうだ。「旦那が結婚する前はもっとこうだったのに…。」
こういう発言をするとまた誰かに怒られてしまいそうだが、それを選んだのはあなただと言いたい。数ある選択や情報を得ることができたのにそれをせず、もしくは何も考えずに自分の人生を決めてしまったことを恨めばいい。知らなかったことは免罪符なんかじゃないし、恨むべきは旦那でも子供でもない。過去の自分だ。自分一人が変えられる範囲なんて短い手の届く範囲で、しかも指の隙間からこぼれ落ちてしまうくらいしかない。
もっと広いことを言うと、恨んでいいのは自分か生まれくらいだろう。嫌いな人を思い浮かべてみて、その人を辿っていったら自分のせいじゃないか。どうしようもないことなんて此の世にいっぱいあるし、それがどうにかできるなんて言うつもりもないし、自分がそんな環境下に置かれてないこともあって説得力なんてないからそういう人の本でも読む方がいいが、他人に責任を転嫁する暇があるなら考えることは他にあると思う。まあ、それを思うのが人の良いところだと思うが。不平等を嘆いたことのない機械のような人間は逆にいるのだろうか。話してみたい。
考えをまとめたくて書き始めたので話飛びまくって申し訳ないです。
恋愛観 @Rinnne-rinnne-rinnne
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます