第49話

(透明まどかAIサイボーグ集団現る)

「どうしたの、なんか物思い

にふけっちゃって」

胡桃がアジタにそっと

話し掛けた。

「いや」

「あててみようか」

「えっ」

「わたしのこと考えてたんでしょう」

胡桃がもじもじし始めた。

「残念ながら違う」

「わかってるわよ」

「えっ」

「わたしに似た誰か」

胡桃が少し悲しそうな顔になった。

「わかってるならいうな」

「オマエは女心ってもんが永遠に

わからんのだろう」

胡桃が激怒した。


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