第42話

「まどかってのは

ブスなんだろう」

宋徳治がつぶやいた。

「誰がブスなんじゃ。捕まるぞ」

アジタが起きだして

猛反論した。

「しかし、オマエが好きになる

くらいだから」

「どういう意味じゃ」

アジタ激怒。

「しかし、オマエと釣り合うと

いったら」

「くどい」

アジタが全身を硬直させた。

「胡桃に似てるそうだ」

ネジマガ宋徳治にいった。

「ホ~ッ」

宋徳治がクルミをジッと

見た。

「なっ、何よ」

「失言。アジタオマエ物好きなんだなあ」

「どういう意味じゃ」

胡桃が宋徳治に千㌧パンチを

お見舞いした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る