第37話
「巨大な戦車が大木を
なぎ倒しながら、こちらに
進んでくるわ」
胡桃がみんなに知らせた。
「どうやらオレの出番だな」
ネジマがゆっくりとたちあがった。
「バズーカか」
宋徳治がネジマを鼻で笑った。
「そうだ」
「通じるかな」
「やってみるさ」
ネジマガ戦車の前に立ちはだかった。
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