第22話

そのとき、ネジマガ

バズーカをクエシマに向けて

発射した。

しかし、効かない。

「ふう、ウドの大木が。そんなオモチャ

が効くと思っているのか」

「それは、どうかな」

ネジマは自信ありげだ。

「うっ」

すると、突然クエシマが苦しみ始めた。

「くっ、くそ、てめぇ一体バズーカに

何を仕込みやがった」

「秘薬。猛毒だよ」

ガックリと崩れ落ちるクエシマ。

「大丈夫か、アジタ」

「そんなスゴイ薬があるんならすぐ使え」

「勝負はまだ終わっちゃいねえ」

クエシマはそういうと、不敵に立ち上がった。

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