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  • 第3話 そうあれかしへの応援コメント

    中世ヨーロッパの時代の「知識人」の共通語はラテン語で、カトリック(当時プロテスタントは居ないが居た場合は異端扱い)の聖書もラテン語で書かれていました。
    ラテン語の読解が出来る時点で「ただの平民では無い」為自分からラテン語が理解出来ると言わないのは大正解ですね。

    暗黒時代と言うと水が飲めないなんて誤解されていますが、ちゃんと飲める水はあります。ローマ時代の水道設備などが生きている地域の水は飲めますし、水の代わりにワインを飲んでたというのは誤りです。
    どれだけアルコール度数の低いワインでもエールでも飲むと利尿作用で脱水してしまうからです。

    作者からの返信

    水に関しては、本当に地域によりけりって感じですよね。

    おっしゃるとおり、水を全く飲まなかったわけではありません。

    都市部や人口が集中する場所では、排泄物や屠殺場などから、汚染された水が川や井戸に流入。そんな水を飲むと、病気になってしまうので、水よりエールやビールが進んで飲まれた、という表現が正しかったですね。ご指摘ありがとうございます。

    中世ヨーロッパのエールやビールは、今のものよりもずっとアルコール度数が低く、ものによっては薄い麦汁というかここまでいくともう麦茶みたいなものもありました。

    子どもでも日常的にワインやビールを飲んで水分補給をしていたぐらいですからね。

    自然豊かで清浄な場所にある村落では、井戸や泉の水が一般的に飲まれていました。

    水+発酵飲料を状況に応じて使い分けていた、という言い方が一番しっくりくる気がします。

    ご感想ありがとうございました~

  • 第1話 目覚めへの応援コメント

    暗黒時代のヨーロッパかー・・・。
    黒死病と農奴、封建制、祈りと司祭の時代というイメージがあります。


  • 編集済

    よーし、改めて考察の時間だぞぉー。
    アマルティア=山羊だと仮定して話を進めるピッ!

     山羊は古代以来、「野性」「欲望」「繁殖」の象徴とされてきた。一方で家畜としても人間に飼われるため、「人間の秩序の内」と「自然・野生の外」とをまたぐ存在でもある。すなわち山羊は、人間社会の内と外、神聖と邪悪をつなぐ境界的存在である。つまり、まつろわぬ神と人をつなぐ存在、巫女の役割を指しているのか。
     ギリシア語の αμαρτια は「的外れ」「過ち」を意味し、キリスト教に取り込まれると「罪」として翻訳された。旧約聖書における「スケープゴート」は共同体の罪を背負い、境界の外へ追放される存在。ここには、「的を外した存在=社会から押し出される者」という構造が重ねられている。
     さらに初期キリスト教は、パン神やサテュロスといった山羊的な神々を「異教神=悪魔」と見なした。山羊は「正統な神の秩序」から逸脱する「異端」「罪人」のイメージへと転化していった。罪を背負わされた山羊は「荒野」へ放逐されるが、この荒野は「神の守りから外れた場所」であり、牢獄や異界の原型ともなった。神学においては、地獄そのものが「境界の外」とされ、そこに送られる罪人は山羊にたとえられる。山羊はすなわち「追放=閉ざされた世界への移送」を媒介する動物である。此処で言う牢獄は、ストーンハースト修道院を指している。
     キリスト教の拡大過程において、山羊的神々(パン、ディオニューソス的存在)は征服され、悪魔像として再定義された。「あなたがたの古い神は悪魔であった」という物語は、異教徒をキリスト教へ取り込む装置として機能する。こうして山羊は「異教の象徴」から「征服された罪のしるし」へ、さらに「教化の道具」へと変容していった。
     中世以降、山羊は「愚鈍で欲望に支配された者」「理性を欠いた存在」として描かれるようになった。これは、「理性=神」と「不合理=獣性」との二分法で、山羊が後者に割り当てられたことを指す。「白痴」「罪人」といったカテゴリーは、理性を失い境界を越えてしまった者、すなわち「神の秩序の外」にいる者である。山羊はその具現化であり、従順で理性的な羊との対比によって、その意味は一層強調される。
     だから「アマルティア」と呼ばれるのは、ただの蔑称以上に、「罪人」「異端者」「共同体から追放される者」としての彼女の立場を示しているのか?

    キーワードは異教神の残滓、罪の担い手、境界の存在、白痴・罪人の比喩かねぇ。

  • 第82話 迷える子羊への応援コメント

    ゴシック様式の修道院、ザクセンという地名、そしてアマルのスラヴ人をイメージさせる顔立ち。やっぱり本作、東方植民がモデルにあるのかぁ?としたら、主人公12~14世紀のドイツ世界にタイムスリップしたんかね。

  • 第79話 君の名前はへの応援コメント

    ストーンハーストは、なぜ「アマルティア」と呼んだのだろう。
    アマルティアといえば、まず思い浮かぶのはギリシャ神話に登場する牝山羊。キリスト教の世界で山羊といえば悪魔の象徴。異教や異端を連想させる存在でもある。あるいは「スケープゴート」としての意味もあるのかもしれない。自分たちの罪(αμαρτια)を押しつけるための身代わり。罪そのものの象徴としての呼称だろうか。
    では、その罪とは一体何なのか。ストーンハーストがかつて土着の宗教を信仰する村を排斥し、血塗られた歴史を築いたことか。それとも「異端」であること自体が罪なのか。

    うーん、ば な な ァ!(思考放棄)

  • 第126話 言うべきことはへの応援コメント

    最初のところが2回繰り返されてますが、誤字ですか?

    作者からの返信

    誤字ですね。ご指摘、ありがとうございます。助かりました。


  • 編集済

    第123話 All You Need Is Insanityへの応援コメント

    朝方この作品に出逢って一気読みしてしまいました。依存…キモチエエ

    作者からの返信

    お読みいただきありがとうございます!

  • 第26話 修道女の懺悔への応援コメント

    世界感がほんとにすき

  • 第17話 乙女は夜を夢見るへの応援コメント

    かわいいなー

  • 第13話 その名に祝福をへの応援コメント

    可愛すぎる

  • 第6話 盲信の徒への応援コメント

    アマルかわいい

  • 第1話 目覚めへの応援コメント

    か、可愛い!

  • 第110話 騒がしい夜への応援コメント

    :(っ'ヮ'c):ハワワ

  • 第102話 見送った背中への応援コメント

    大好きな作品です、応援しています

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    励みになります。

  • 第66話 夢の跡への応援コメント

    ソフィアが襲われたのはアンドリューの名前を読んだからかな?
    そうだとしたr……エリ…エリ…

  • 第95話 無意識と杯への応援コメント

    🫶

  • 第94話 側にいて暖めてへの応援コメント

    😳😊

  • 第93話 白詰草の指輪への応援コメント

    👏😭

  • 第89話 罪深い愛の歌への応援コメント

    最近更新頻度高めで嬉しい(#^.^#)

  • 第67話 故郷の歌への応援コメント

    良き

  • 第60話 輝くその先へへの応援コメント

    一気見しました。
    とても良かったです(*^^*)
    続きが楽しみです。これからも頑張って下さい!

    作者からの返信

    Tomatsuさん
    一気見をしていただいてありがとうございます!楽しんで頂けるように頑張ります~

  • 第24話 闇の足音への応援コメント

    世界観とか言葉選びがとても良くて好きです。裏でいろいろありそうな不気味感とか、アマルの可愛さとか、いつかこの幸せな日常が途切れてしまいそうなヒリヒリ感とか、全部合わせてめっちゃ好きです。
    これからも応援してます!頑張ってください!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    この閉ざされたストーンハースト修道院の中で、主人公たちがどのような運命を迎えるのか。一緒に見届けて頂けると嬉しいです。