15日目
目覚める
「ここは……いや、覚えてる」
『やぁ、おはよう元気かい?』
「なぁ、ニャルラトホテップ。」
『なんだい?』
「なぜ、今日の俺は"覚えている"んだ?」
『君が僕の想定していた質問を4つしたからさ』
「なんのためにだ」
『それは目覚めたらわかるよ』
その言葉を聞くと目覚めたばかりというのに眠気に襲われる
目覚めると自分の部屋にいた
スマホを見ると日付けが自身がトラックに轢かれ死
んだ日の前日だった
「どういうことだ……」
きっと神の気まぐれで俺は助かったのか……
きっと彼はそう思うだろう。
この僕、ニャルラトホテップこと、ナイアルトラホテップが気まぐれで助けた人間の話
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます