異世界転移して奴隷の女の子が買いたいけれど高すぎて買えない

モロモロ

第1話 プロローグ

俺はハルという名前だ。

中学生のある日、学校で居眠りをしていたら異世界に転移してしまった。

その時は何が起こったのか分からなくて、パニックになった。

周りには見知らぬ人や動物や植物がいて、魔物までいた。

言葉も通じないし、文化も違うし、何もかもが違っていた。


でも、俺は運が良かった。

この世界には魔法というものがあって、俺はそれを使えることが分かった。

しかも、俺は死霊術という特殊な魔法を使えた。

死霊術というのは、死んだ者の魂や肉体を操ることができる魔法だ。

俺はそれを使って、この世界で生きていく方法を学んだ。


最初は、死者の魂に話しかけて、この世界のことを教えてもらった。

死者の魂は、生きている人よりも親切で、色々なことを教えてくれた。

この世界の言語や歴史や地理や文化や常識など。

俺はそれを聞いて、少しずつこの世界に慣れていった。


次に、死者の肉体を操って、金を稼いだ。

この世界では、冒険者という職業があって、魔物を倒したり、依頼を受けたりすることで金を稼ぐことができる。

俺は死霊術で魔物の死体を操って、テイムモンスターに見せかけて冒険者になった。


モンスターの死体は強くて、戦闘でも役に立ったし、依頼でも重宝された。


でも、俺は注意深くならなきゃいけなかった。


この世界では、死霊術は邪悪な魔法とされていて、教会という組織に狙われる。

教会というのは、神や信仰を司る組織で、魔法やモンスターに対して厳しい。

特に死霊術は神への冒涜とされていて、発見されれば容赦なく処刑される。


だから俺は誰にも自分が死霊術師だと言わなかったし、見せなかった。

モンスターの死体もテイムモンスターように見せかけたし、死者の魂と話す時も人目につかないようにした。

俺は自分の能力を隠しながら、冒険者として生きてきたんだ。


俺は気ままな冒険者稼業を楽しんでいた。

この世界には色々な場所や人や物があって、それを見るのが好きだった。

俺は数ヶ月おきに近隣の街を移動して行商のような事もしつつ、ふらりふらりと生活していた。

その途中で出会った人たちとも仲良くなったりした。

俺はこの世界でそれなりに幸せだった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る