第11話 詐欺師?かなんかわからない人

鬼瓦さんとは、向こうからメールを頂き、やりとりが始まりました。

関西に住んでいて、メールのやりとりが

面白かった。


営業の仕事していて、私の住む地方にも出張で行った事があると言う。

そっちに行った時には飲みましょう。


お互い、写真載せてなかったから、向こうさんから写真を送って欲しいと言われたので、

お互いに送り合いならいいですよ。

とメールした。


相手はかなり渋っていた。

これまでも写真を送ったら、即、断られたそう。

私は外見にはそれほど、殆ど興味は無いので

送ってくださいと。


私も送り、相手からも。

しかし、笑える。なんでか、パジャマ姿で

鏡に映ってる自分の写真。

真剣すぎて、鬼瓦みたいな顔。ごつい体。

なるほど、、。

しかし、外見なんぞ問題ではない。

オチのある会話には変えられないのだ。


そうして、メールのやり取りで楽しくしてたら

会員の継続はしないと言われる。

じゃあ、LINE交換しませんか?

LINEはした事がないから会社の人に頼んでみます。

私のLINEのバーコード送る。


結果は間に合わない。

鬼瓦さんは自分のスマホの電話番号を

送ってくれて終わった。


その後からでありますよ。

網走やらアメリカ合衆国、カナダとか

そんな訳ないやろーっていう電話がかかってくるようになったのは。

不審な電話は一切出ないので、着信だけを確認してるのだ。

LINEには、何度も何度も何度もーー。

変な投資のグループLINEに勝手に参加させられてるー。


疑いたくは無いんだけれど、鬼瓦さんって

もしかして、詐欺師だったの??


なんか、笑えてきた。

本当に変わった人がいるもんだ。

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