おしたしさんの婚活事情
菜の花のおしたし
第1話 ホームシック
私は住み慣れた場所から子供達の私利私欲の為に引越しをする羽目になったのだ。
20代から住んでいて働いてた病院も近く
友達もみんなそこにいる。
知り合いも多いし。
仕方ない、その時はもうパートになってたし、
仕事も病院勤務じゃなく、のほほーんとしたもんだったし。
こうして引越ししたのはいいけれど、
猛烈に寂しさが襲ってきた。
女友達に泣きつくこと、毎日の如く。
うんざりした女友達どもから、
「あんた、男を作りなさい!
だいたい、もう、そうして!!」
「そんなーーっ!
この歳で!!」
「茶のみ友達くらいはいるんだって!」
また、違う女友達は
「年寄り向けの婚活サイトがあるって
ムスメが教えてくれたから、ここに登録したらいい!」
と送ってきた。
くっそーー。
どいつもこいつも、男、男って。
ヤケクソだー!!
と登録することにした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます