合同企画「Jardin des Lys Nobles~貴婦人たちのささやかなる陰謀~」関連
刻露清秀
設定資料など
根底の世界観
この物語の舞台は『王国』。国王は神にも等しい絶対的な存在で、絶対王政が敷かれながらも、財政破綻により庶民はもちろん一部の貴族も貧困に喘いでいる。だが現国王は現実を見ることなく放蕩三昧。隣国では内乱が起きるなど、不安定な世情の中でも、その生活を改めることはなく、だんだんと不安が溜まっていた。
華やかな宮廷生活の中で、国王は王妃以外に愛妾を複数もち宮廷に住まわせることが普通で、貴族たちも、異性・同性を問わずたくさんの愛人がいるのは普通のこと。したがって、貴族の女性が愛人を持つことや同性愛には寛容で、要は『なんでもあり』な恋愛観が基本。ただしこの愛人関係が、対等な恋人関係かには疑問が残る場合も。
そんな時代に生きる四人の女が今回の主人公。国王をはじめとした男が中心の社会で、女の集まりはある意味『子どもだまし』ととられていながらも、強かに生きる四人。その運命が交差する。
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