【10万PV感謝!】異世界物置 ~異世界に行ってお店を開こう!~ 中古物件の物置から異世界へ!

初心者太郎arukado

一章 物置から異世界へ

第1話 プロローグ


第1話


俺は 和田平作 27才


高校を卒業して工場勤務、作業着で汗にまみれて働いた。

不景気で社員を減らし契約社員を増やす方針になったといわれた。

契約社員になるか辞めるか迫られたが退職することにした。


貯金はあるので思い切って田舎で安い中古物件を購入してのんびりと暮らすことにした。


親は心配したが、退職を機会にのんびりと人生を楽しみたいだけだと伝えた。


庭つきの戸建てが格安だったので購入することに。

古い建物ではあるが風情があっていい。


100年以上前からある物置も解体をせずに現状のまま売っていたので安かったようだ。



物置にはカギがかかっていた。

所有者の先祖がカギをなくしてから開かずの物置になっているという。


古い錠前なので簡単に開けれた。

6畳くらいの物置だ。

中を見ると窓もなくて薄暗い。

物置に入るが何もない。


懐中電灯をつけると上で何か光る。

梁の上に指輪を見つけた。

シンプルな指輪だが高そうな気がした。


「変な怨念とかないよな」と思いながら指にはめてみると奥の壁に黒い扉が出てきた。


ノブもなくうっすら開いているように見えるトビラだ。


指輪をつけたら出てきたような気がする。


指輪をはずすと黒い扉は消えた。

また指輪をつけてみると黒いトビラが出てきた。


この指輪が関係してるのか。


面白そうなのでトビラを押してみると光が飛び込んできた。


俺は光の中に足を踏み入れた。


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