これは大学で学んだのですが、当時は上方が文化の中心であったとか、西鶴が最初俳諧出有名になったことも知りました。 その西鶴と組み合わせて、「あなたは自由に生きてほしい」というお七の思いを汲んだというのは、とても素晴らしい展開だと思います。
作者からの返信
上方が文化の中心。
言われてみればそうですね。
だからこそ西鶴は、あんな二万句チャレンジをやったのでしょう。
文化の中心で、己こそがそのエッジを行く者だ、と。
そして拙作の芭蕉は、それに反感を抱かず、むしろ素直に感心して、そこからお七の言葉を知ったという展開にしました。
西鶴と芭蕉も、あまり触れ合いの無い二人とされていますが、何というか、こういうつながりもあったのではと妄想したのです。
お褒めいただき、恐縮です。
ありがとうございました。
こんばんは、御作を読ました。
西鶴さんは当時の流行の最先端というか、彼が作るものが流行るので、本当に凄いんですよね……。
そうか、芭蕉さんの方がチャレンジャーなんだなあと改めて思いました。後世の印象からすると逆っぽいのが愉快で、面白かったです。
作者からの返信
西鶴はホント凄いと思いますよ。
俳諧も小説も、みんな流行る。
こんな人がよくいたよな、と思います^^;
一方の芭蕉。
すでに成功した西鶴に比して、おっしゃるとおり、挑戦者です。
のちの俳聖なので、たしかに後世から見ると、芭蕉の方が「上」みたいに思えます。
このあたりは歴史の妙という奴でしょう^^;
ありがとうございました。