第5話 王都と入学試験(2)
次の日、俺は、学園の試験会場に来ていた。試験は、泊まりで1泊2日で行う。2日の流れは、1日目に
筆記試験と魔力測定を行い、2日目に剣術試験と魔法試験を行う予定だ。
周りを見渡すと、いかにもお嬢様って感じの女の子や、ナルシスト感の強い人や気の強そうな人がいる。
「これより、第20回王立学院の入学試験を執り行う。受験者は各会場へ移動してください。」
会場は、ちょっと豪華で、綺麗に飾った教室だった。
「筆記試験、開始。」
皆一斉に、羽ペンを走らせる中、
俺は10分程度で終わらせ考え事をする。すると、試験監督が話しかけてくる。
「君、手が止まっているけど
どこか、体調が悪いのかい?」
「大丈夫です。終わってしまったので、考え事をしていただけです。」
「え!!、もう終わってしまったのかい??まだ開始10分しか経ってないですよ。本当に大丈夫ですか?」
「はい!大丈夫です」
試験監督は訝しみながら元の場所に戻って行った。
すると、終了の鐘がなる。
「そこまで。手を止めて速やかに
先程の広間に集まってください。」
すると、一斉に移動しはじめた。
少し短いですがここまでにしときます。
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