第23話
「....くっまたかよ...これで何回目かよ...」
phが足りなかったのか?
それともこの血に不純物が混ざっているからか?
仲間の研究者から解明用機具セットを貸してくれた
スイッチを入れただけですぐに動くほどの便利な機具だ
貴重なカンタレラの血を
少量ずつこの機具の専用紙に着けさせレーダに浴びさせた
phの濃さをいじることができ
0.0001%でもずたら情報などが引き出せない
いわば運ゲーだ
そこら辺にあるソシャゲのガチャとは比べ物になれないくらいの確立か...
無理げーじゃないか
あぁぁあああ先に精神が壊れそうだ
学校まであ2時間だし
徹夜したし...上司のハーメルンに暴れすぎだと怒られるし...
最悪だ
組織の上層部の情報などが入っているかもな...きになるし
「あっ通った!」
まじかよ
ぼーとしながら適当にphをいじったら
偶然はまってしまった
はじめはphの数値をメモリながらいじったが
まぁ1時間くらい経ったときから適当になったが...
説明書に書いてある通りに
機具にUSBメモリーをさした
10秒くらい刺した後に組織から支給されたノートPCに差し替えた
差し替えた瞬間
ノートPCの画面に3つのファイルが出現した
えーと..ファイル1とファイル2とファイル3...
なんだこれ
僕はファイル1を開いた
機具がファイルに整理してくれたってことか...
えーと..なんだ..バイオスフィア3..?
なんだそれ..開いてみるか
バイオスフィア...生物園って意味か...3...?
1はこの地球...
2は富豪エドバスが主催した実験...
3は...なんだ?
裏で実験とかしていたか?
関わったら...まずそうだな
本能がビビっている..鳥肌が立ってきた
違う情報をみるか
えーと...人口減策...戦争情報...プルトリウム231型水素開発爆弾...偽造情報
ふれちゃだめだな..うん
ファイル1はやめとこう死ぬかもしれない
ファイル2を開くか
思い手でマウスを軽く動かして
ファイル1を閉じファイル2を開いた
えーと...ローテ・カクレのトップの名前...
なっ気になる
いや...だめだ
トップの名前を知っていいのは
ただ一人だと決まっている
好奇心が抑えられない...
「....なっ!?」
ノートPCが動かなくなった
いくらクリックしても動ない...
ノートPCの画面に黒い背景にローテカクレのマークが浮かび上がった
画像とともに音声が流れた
「ー--ッーーッ」
「なんだ...ノイズか..音声メール...」
このアカウントのメールアドレスとパスワードは匿名化プログラムで分からなくなっている....唯一匿名化プログラムを変えることができる権限は
Lv5認証システムカードを持っているプログラム支部の一握りの人たち
または....
ローテ・カクレのトップ!?!?
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