第5話 医療チームの団長として
心地良い風と外から響き渡る新兵達が自己の鍛錬を行う掛け声に目が覚めていく。
寝起きで頭が冴え渡っていないのを感じる、寝ぼけている脳みそを覚醒させる為に、冷蔵庫から冷えた水を取り出す。
取り出したキンキンに冷えた水の中に、カフェインを濃縮した液体をいれ、溶かしこみ
一気に胃の中に放り込む、キンキンに冷えた液体がダイレクト眠っていた体を刺激し、その刺激によって体が目を覚ます。
そして!冷たい水が胃に入ることで!胃に血が集結し、胃の中の内容物を加速的に吸収させ、カフェインを急速に吸収し!全身を駆け巡って!カフェインで脳みそをぶん殴る!!
結果!私の体と脳が目覚める!!カッ!!と目をかっぴらく!!
皆様は、こんな目覚める方法は~長生きしたいのなら!おススメはできないなぁ…
まぁ、長生きするつもりも、長生きできるとも思ってはいないので私は一向にかまわない!
ふぅぅっと軽く深呼吸し、カフェインの影響でバクバクと脳まで届きそうなほど、荒れている心臓を落ち着かせていく。
完全に落ち着き、ふわふわとした感覚もなく、平常ラインに落ち着いたので、今日の予定を確認する。
本日の予定としては、表向きは休暇だ、休暇なのだが…
やる事が多すぎる、数日前の学生やらかし事件に、ベテランさんの大腿部粉砕骨折においてのケア、その後に運び込まれた左頭蓋骨損傷、及び、左眼球破損の再生術式
・・・・ぁーそういえば姫様から、お手紙もらってたなぁ・・・・やだなぁ・・・絶対に良い知らせじゃない予感がするんだよなぁ・・・
覚えている限りだと、姫様のスケジュールは、まだ、他の国に出向いていて、近年この街で生まれた新技術を売り込みに出かけているはず。
一体全体、何用の手紙なのだろうか?予想通りなら、お急ぎの内容だと思う、っというか、そうじゃなかったら手紙なんて出すはずないしなぁ。
手紙を開封し中身を空けると、手紙ではなく術式が込められた紙が一枚入っているだけだった、この時点で9割は予想通りだと直感が告げている今日の休みは、無くなったのだと。
嫌な予感がぷんぷんする、恋文や、他愛もないやり取りであれば、長文を圧縮出来て尚且つ脳に映像付きでダイレクトに伝える為の術式が込められた紙。
起動したくない、起動したくない起動したくない起動したくないきどうしたくないいいいいいい!!!
「どっせい!」気合を込める為に普段使わない雑な言葉を叫びながら機動術式を頭突きの様に当て起動する。
脳にダイレクトに流れ込んでくる様々な情報。
その情報をさらっとまとめると、世界各国で観測された異変の数々、それらを迅速に会議で議題に出す様にとのこと。
・・・・緊急会議かぁ、学生のやらかしなんてどうでも良いレベル、まぁ緊急とはいえだ、まずは人命優先がここでのルールだからね。
この術式が施された紙を各団長に回して貰ってある程度先に、対策を練っていてもらうようにに手配しよう。
ぁぁやだやだ、団長歴が一番長いからって医療チームの長にこんな面倒な事を真っ先に知らせるのやめて欲しい、私は誰かを導き引っ張っていくカリスマなんて持ち合わせていないのに
姫様は、こんなやさぐれた団長に何を求めているのか、考えたくもないよ、ぁぁやだやだ。
とりあえず、人命第一で考えると、アクションの早いベテランさんを捕まえて、その道中に他の団員が居たら、この手紙を渡してって感じかなー
私服から隊服に着替えて、ベテランさんが居る可能性が高い研究塔か、新人教育の為に模擬戦をする為の、、、ん?いや待て、ベテランさんも休暇だよね?
まさか、あんな大怪我しといて、行ってないよね?・・・いや、まさか、いやでも、ありえるよね?
「?おじーなら今日は見てないよ?」「ベテランさんですか?お見掛けしておりませんが?」「・・・」無言で隣町に行くバスの方を指さす
・・・わぁ、さすが、ベテランさんだなぁ、あれほどの大怪我した後だというのに、どうしてそこまで、可能性としては、生存本能からくる興奮作用かなぁ?
雄って怪我したり、病気して死の危険を感じたりすると本能的に子孫を残そうとするって言うからそれかなぁ?
もしくは、現場に戻る際にアドレナリン分泌促進剤でも飲んでたのかもしれないなぁ・・・
いや、そんなもの全て関係なく彼ならナチュラルに向かってそうだなぁ…
向こうで問題なく元気にはっそぉしてるのであれば、ケアの必要性は無いだろう、帰ってきて見掛けた時にご意見でもいただくとしましょうか。
道中で無言モテ男に姫からの熱烈な映像付きのラブレターも渡したし、次行くべき場所は「団長!非番、ですよね?」非番なのに隊服を着ているのでやや困惑した我が医療班の者が声をかけてくる
「非番なのは間違っていないよ、非番でもね、仕事はあるのさ、そんな可哀そうな私に、何か用?」
彼の疑問も、最もである、ここでのルールとして、休みの時は全力で休め!が基本、どこの部隊の隊長でも休むときはしっかりと休む!
下手に疲れや心労を残してしまうと命に関わる。
なので、休みの時に仕事の話を基本的にしないのがここのルールである。
しかし、医療班はそうもいかない事が多い、急患は何時だっているものだからなのもあるのだが、医療班も常に人手は足りていない。
技術の継承も常に行っているのだけれども、医療班だって安全ではない、前回の様な突発的に危険に晒されることなんて少なくない、安心安全な場所で戦士を癒しているわけではない。
作戦によっては、兵士達と一緒に、前線で行動しその場で医療を行うこともある。
不衛生な現場で出来ることは主に応急手当ばかりになるが、後退できないような場所であれば、必然となるわけで、特に、人型や毒持ち等と対峙するときは医療班は必須である。
解毒なんて、どの毒なのか特定して適切な処置をしないと肝臓が真っ先に死ぬ、肝臓の培養は時間がかかるし、肝臓の交換は地味に難しいから、対処できる人が限られている。
そうなる前に、適切な解毒を施すのが後に響かない。
「だ、団長?話きいています?」おっと、いかんいかん、つい連鎖反応でいらぬ事まで考え出してしまっていたようだ
「もちろん、聞いていたとも、左眼復元術式に参加すれば良いのであろう?」はい!お願いしますね!それでは!隊員は元気は返事と共に走りさっていく。
医療班の技術力もどんどん、向上していっている。過去であれば目玉が飛び出てしまったら、義眼でもはめとけって感じで、もう一度、視えるようにするなんて出来なかった。
今の技術だと、目の細胞を培養し、ゼロからの復元、もしくは損傷個所のみの復元、組織がしっかりと機能しているのを確認後、
神経と血管を繋げて急速に回復させれば、後は簡単な機能回復運動などのケアを施せば問題なく機能が復帰する。
怪我をしてから短い期間であればあるほど、回復の見込みが早いという結果が出ている、なので、損傷の激しい状態だと応急処置を施して、命を繋いだあと、早急に、街に帰す。
つい先日の様な出来事と思うが、もう復元が終わっている辺り、技術力の向上が凄まじいと思う。
技術力向上によってお陰様で、兵士達の死亡率も大きく低下し、尚且つ、過去であれば、現役でいれる年齢なんて高くても25歳だったのに、今では普通に30代後半でも現役で
長く戦えるようになったのが、良い相乗効果を生み未来へと繋がっている。
理由は単純に、ベテランさんの様に豊富な経験を持つものが増えることにより、現場の突発的な出来事でも難なく対処できるようになってきている。
医療班の技術力向上によって、どんな怪我をも、たちどころに治せる神の如き癒しの聖者の降臨なんぞに頼ることはない、現実的に誰でも治すことが出来るようになってきている。
ただ一人の人物に期待することが無いのが良い、そういう人は過去にも居たけれど殆どが我儘で政治に利用されたり、碌なのが居なかったと過去の歴史書には記載されている。
医学に携わる者たちの練度を積み上げることによって、結果的に安心して前線に出れるというものだ。
死の恐怖、怪我の恐怖、その後の悲惨な人生により二の足を踏み、本来の力を発揮できなくて死にゆく若者、実際問題、勇気さえあれば、人は意外と大胆に動けるものである。
身が凍るような感覚は主に、恐怖や、怪我をした悲惨な未来を想像してしまい脳神経が震えて動けなくなる、
フィアーによる死亡は昔から、大きな問題として対処に取り組まれてきた、それらを薬を用いて克服しようとした結果、大きな弊害を生んでしまった忌むべき結果も過去にはある。
我々は、眼前にいる低脳共ではない!知識ある者だ!過去の失敗を忘れずに、更なる技術の向上を人類に発展を!その志を忘れてはいけない。
そんな事を考えていると、重症患者に術式を施すための特別な医療室の前に到着する。
この部屋に入る為には特殊な手順が必要である、専用の部屋に入る為に、まずは、部屋の前にある全身の不浄を特殊な術式を施した陣の上に乗り起動させ不浄を祓う。
陣が描いてある先にある、小部屋に入り専用の服に着替え、その後に、ドアの前にある、全身の不浄を祓う陣があるのでもう一度、身を清める。
これを行わないと一番大事な部屋が汚染されてしまうので、この掟を破った物は、関連する施設全ての不浄を祓うという、地獄の様な苦行が待っている。
さてっと、この度執刀する内容は、外れてしまった左目の血管と神経を接続、左目復元術となる。
それを行うのは、神経接続再生術式を初めて行う医療チーム上位No3が執刀します。私はNo3のサポートを担当します。
患者に呼吸器をつけ、新鮮な空気が送り込まれているのを確認した後、特殊な液体を貯めたプールに患者を入れる。
この液体そのものが回復を促進し再生を促す特殊な液体でできており、また、この液体には他にも特殊な術式が組み込まれており、
施術を行う術者はこの液体の中に手を入れると、この液体に意識を溶かすことが出来る、その為、見えない角度も見ることが出来るので視野を広げることもできる。
それだけではない、この術式に干渉することにより、水中に力場を発生させることが出来る、その力場を自由自在に扱えば、水中にあるものを掴むことも出来るし、押し出したり、引き出したりと自在に扱えることが出来る。
では、復元する臓器、特殊な容器に入った左目を液体の中に入れる、頭蓋骨は既に再生済みなので、今回は目のみとする
水中に浮いている左目を患者の左目があった空洞へと力場を使い、丁寧に傷つけないように運び終えるとNo3は目を閉じ意識をより深く集中させていく。
集中させて液体とのリンクを強固にすることで、自身の意識を自我をより一層深く、溶け込ませることが出来る、その結果、液体その物を自身の目や、体と同じようにすることができ、
自身の肉体にある視覚からでは見れない角度からでも映像を見ることが出来るのでより正確に神経や血管などの見えにくい臓器を結び合わせることが出来る。
これがあるからこそ、目の視神経と血管を脳みそとしっかりとつなぎ合わせる事が出来る、この術式が誕生する前は不可能だった。
切れた組織を再生させ、脳神経との接続がしっかりと働いているのかの確認も行うことが出来る。
この術式を扱うのは非常に難しい、自分が人ではなく違う生き物へと変貌する感覚にも慣れないといけないし、その状態でも人としての自我を崩壊させることなく目的を達成させないといけない、
この術式に溺れてしまい、自身の意識が液体に完全に溶け込んでしまい、この液体に浸かっている患者と自我が同化してしまう現象も過去には発生している。
非常に危険な方法である、そうならないために、サポートする人が必須なのである。
意識が溶け込む前に引き返させる安全紐としてサポートする人が絶対的に必須条件である。
この術を、行う場合は絶対に第三者と共に行う、出来れば、自分よりも格上の相手が居るのが一番で、その理由が、この状態に慣れているのでいざとなれば
術式の主導権を奪い、自我を自身の体へと誘導してあげ、止まってしまった再生術を代わりに行うことが出来るのが前提となるからだ。
その為、慣れていないものは、先輩や師匠と一緒に施術を行いましょう。
私もこの術式をパーフェクトにマスターするのに相当な年月が必要だった、誰だよ、こんな悪魔的な術式を生み出したのは!と、会得するのに、
自我が何度も、何度も、何度も!!この液体に溶けて消え去りそうな感覚に持っていかれて虚ろになりかけたからね。
No3の術式は、見てる限り、神経の接続も問題ない、血管もしっかりと繋がっていて、左目の機能が回復しているのもわかる、無意識にだけれど、患者が
眼球にくっついている眼球を動かす筋肉をぴくぴくと動かしたり、瞳孔が収縮したりと無意識に動かそうとしているのが伝わってくる。
どうして、そこまでわかるのかって?種明かしはこれさ、私の足元にある特殊な陣がある。
これは、執刀している人と精神を同調させる術式が描かれていて、これで私と彼は感覚を共有できるようになる、だからこそ、彼の自我が溶けていないかの判断が出来るのさ。
その為、第三者の視点というか、例えようのない、不思議な感覚で見ることが出来、なおかつ、彼の思考も感じ取れる、
心と心が繋がっているようで繋がっていないような不思議な感覚だ。この感覚が残っている限り、彼の意志は明確にあり、自我も崩壊していないサインでもある。
「術式終わります!!」
彼の意識が水中から消えたと同時に大きな声が聞こえる、ここで声を出さないと自我が飲まれたと見なして強制介入が私を除いた第三者から行われる。
無事帰ってこれて良かったよ、これで、君もNo2と実力が拮抗したことになる、そろそろ一団を任せても良いと思えるよ。
良き人材がすくすくと育って私は嬉しくて今にも泣きだしそうだよ。子供いないけど、親の気持ちってこんな感じなんだろうなぁ。今度女将かベテランさんに聞いてみよぅ。
心の底からの祝福で満たされているとNo3が突然、気を付けの姿勢で勢いよく手を挙げると
「団長!申し上げます!」どうしたのかなと思った瞬間「吐きそうです!!!」素早くNo3の首根っこを掴むと同時に、外に出るドアの方へ視線を向けると
察した団員が既にドアを開けており、外にはバケツが準備されていた、更には受け止める為の人員がスタンバイしてる。
完璧すぎる連携動作に笑みがこぼれる、人と人は志が同じであればあるほど繋がれるんだ。
笑みを浮かべながら、遠慮せずにぶん投げようと力を込め
「ここでは絶対に吐くなよ!吐くなら外で吐きな!!!」
医療チームの皆が一度は言われたセリフと共にドアの方へ投げ飛ばされたNo3の術式は閉幕となった。
残ったみんなで片づけをしていく、慣れたもので、てきぱきと片づけていく。
医療チームの上位陣がしっかりと先ほどの術式を見学しており、色んな質問を受け答えしながら片づけを行っていく。
患者も術式が終わってから程なくして目を覚ました、目に違和感がないか、しっかりと見えているのかの検査も終え、念のために、
今日一日は医療チームの一人と共に過ごしてもらってしっかりと完治しているのを確認して全て良好と判断したら、医療チームとしての彼に対する施術は終わりとする。
怪我の原因や対策などは兵士皆さんで考えてね♪二度と同じへまはしないでいただこうかな♪
片付けも難なく終わっても、皆の質問攻めが終わらないので、ご飯を食べながら説明することにしようと提案すると、一斉にお腹の音が鳴り響いたので、皆で食堂に向かうことに。
医療チームの集団で食堂の近くにいくと、見慣れた顔が食堂前通路で誰かを待っている様子だ、まぁ私だろうなぁ、用事があるとすれば。
「終わったようだね、では、付いてきていただいてもよろしいかね?」
軍法会議等の司会や進行役を良く担当している騎士の部まとめ役、あだ名はティーチャー。
彼は非常に優秀で、私の行動パターンだけではなく、主要な人物、ほぼ全て行動原理や、パターンが筒抜け過ぎていて、驚きを通り越して戦慄するときがある。
そこが彼の持ち味だからねぇ、ベテランさんが向かった場所を無言で教えてくれたのも何を隠そう、彼なのだ。このもて男め。
…彼が待っているということは会議が行われるということだ、会議の前に、ご飯くらい食べさせてくれてもいいじゃないか、こちとら神経すり減らしてきたとこなんだぞ?
という恨みを込めた視線を送ってみると「・・・・」すっと、無言でサンドウィッチが乗っているお皿を渡してくる。
しかもだ!私の好きな卵焼きとハムとチーズが挟んだやつと、チーズと玉ねぎとレタスが挟まれているやつ!
くそぉ、こういう先読みが得意なのがはらたつぅぅ、けれど、感謝と好みを知っていて理解してくれているという喜びが勝るぅぅぅぅ。
少しむすっとしながら「・・・・ありがとう」感謝の言葉を伝えると、眼鏡をくいっと上げる。照れ隠しするときのいつもの癖だ、分かりやすい奴め。
団員にごめんねっと一言伝えると、サンドウィッチを頬張りながら会議室へと向かっていく。
一つのサンドウィッチを食べ終えると同時に、すっと牛乳の入ったコップも差し出される、気遣いの神様か何かなのかね?君は・・・
同期に、こんな事をさせるのは気が引ける部分もあれば、胸がキュンと締め付けられる感覚もある。
サンドウィッチと牛乳のコンボが好きなのを覚えてくれているのが、これまた嬉しいわけで。
会議室に到着するころにはお腹もいっぱいで満足だし、同期の至れり尽くせりに、心も満たされている自分がいるのが解る、いつか倍返しでおもてなししてやるからな!首洗ってまってろよ?
という思いで睨みつけると、口の右端をくっと持ち上げてふっと笑みを零した後、会議室に入っていく
見透かされてる気がして仕方がない、あいつさぁ心を読む能力高すぎない?…あいつに惚れている奴が多いのが納得だよちきしょぉもて男めぇ、、、
・・・・そういえば、アイツの手によって晴れて結ばれ結婚した人が多いと伝え聞いたことがある
まさか、アイツの二つ名、ティーチャーとは恋の伝道師という意味も含まれているのか!?恐るべしもて力!!
でも、本人から浮いた話は聞いたことがないんだよねぇ、思い人が居るのは知っているけれど、まだ、諦め切れていないのかね?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます