間宮幸の日記
@momo0606
第一話転校生
かおり「おはよー」
私 「おはー」
かおりとは、幼稚園からの仲で、なんでも話せる友達だ。
私 「やべ、もうそろチャイムなるわ」
ーチャイムー
みんなが、席につく。
先生「はいー授業はじめますー」
また月曜日が始まった。これほど憂鬱な日は、ない。
ノートに落書きをする生徒。スマホを触っている生徒それぞれいるが、何を楽しくてそんなことをやっているのかよくわからない。ハラハラ感が楽しいのだろうか?ちなみに言うが、学校は、スマホ禁止である。
男子a「見ろよこれちょーおもろくね?」
男子b「なんこれおもろ笑」
何が面白いのだろうか?興味も湧かない。青春だかなんだか知らないが、そんなことをして自分の評価が落ちでもしたら私はたまったもんじゃない。そういえば、もうすぐ文化祭がある。うちの学校の文化祭は、小規模だけども、中学で文化祭があるところは少ないのでなんだか、自分達だけ、先に高校生みたいになってる気がして、なんだか、ちょっぴり嬉しいような嬉しくないような、なんて、思っている。私は、出し物とか自分からやるタイプではないのだが、出し物の一つで、腹踊り決めの授業で
司会者「誰かやりたい人いる?」
女子a「先生ー推薦したい人がいるんですけどいいですか?」
先生「いいぞ」
女子a「間宮さんとがいいとおもいまーす。間宮さんダンス習ってるらしいし、抜擢だと思うみんなはどう思う?」
男子d「さんせー!」
男子c「ちょっと待ってよ間宮さんの意見も聞こうよ!間宮さんどう?」
私「あ、あとえ全然いいよ!」
なんてことを言ってしまった。あれほど悔やんだことは、なかなかないだろう。私1人ではなく、3人でやるらしい。残りの2人は、みんなやりたくなくてじゃんけんで負けた人がやることになった。ダルすぎる、、
ー次の日ー
今日から腹踊りの練習を始めた。腹踊りの仕方も知らないのでネットで見てみよう見真似でやってみたのだが、全くできなかった。
かおり「あんたほんとに大丈夫なの?」
私 「なにが?」
かおり「腹踊り」
私 「あーはいはいはい」
かおり「ほんとに大丈夫なの?あ、そういえば言うの忘れてたけど、転校生来るらしいよ!」
私 「へー。男?女?」
かおり「女子でしたー!男だと期待したでしょ今!」
私 「いやなんでやねんてか、してねぇし、そんな漫画みたいな話が、あるか!転校生きてそれで恋に落ちるとかだろ?そんな話恋ドラか、少女漫画だけだわ」
かおり「まぁまあそんなおこんなすな」
私「怒ってないわでも私も恋愛したいー腹踊りなんかやりたくないー」
かおり「どうしたん?頭打った?」
ーまた次の日ー
転校生「こんにちは、特技は特にありませんよろしくお願いします」
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