第13話ティアの5歳の誕生祭前日の2人
「明日はティア殿下の5歳の誕生祭ですね」
「そうじゃな…」
「ティア殿下もようやく恋心に気付かれたみたいで…」
「なななななんじゃとぉぉぉー!?」
「…お聞きになっていないので?」
「ぬぅぅぅ…実はの〜ぉ?しばらく口もきいてくれておらぬわい」
「…何をやらかしたのかを聞きたくはありませんが…何をやらかしたのです?」
「…おっぱいについて熱く語っただけじゃわい」
「…それはまた…馬鹿な事を…」
はぁ〜…何を考えたら5歳になる娘に対しておっぱいを熱く語れるのか脳内を解剖して見てみたいものですね…。
「馬鹿っ?馬鹿と言ったぁ!?」
「言いましたが…何か?」
「おっぱいは正義!夢、希望、漢の浪漫!全てがそこに詰め込まれているのだっ!かの有名な海◯王もそこに全てを置いて来たと遺言を遺しておるのじゃぞっ!」
「それは財宝の話でしょうに…」
この愚王はホントに…
「それにしても…わしのティアが…」
「陛下のではありませんし…陛下は既に嫌われているようですしね…」
「…言うでないわっ!?わしも傷付くんだからねっ?」
「…気色悪いです…止めて下さい…今すぐ死んで詫びて下さい…」
「そろそろお主をぶっ飛ばしても構わんよな?」
「…やれやれ…都合が悪くなると暴力に訴えるわけですか…最低です…ジャッジメントです!」
「…真の男女平等主義者なわしは、女性相手でもドロップキックを平気で喰らわせられる王なのじゃよ?」
「うわぁぁぁ…」
「うぉーい!?今のはネタじゃろ?そんなに引くでないわい!?」
「お〜人事、お〜人事に連絡しておきます…」
「それはジ◯ロじゃろ!?」
「シャレですか?」
「お主が振ったんじゃろーがい!ぜぇ〜はぁ〜ぜぇ〜はぁ〜…話は戻るがティアの件なんじゃがっ…口をどうやったらきいてもらえるかのぉ〜?」
「…いや…最早修復不能では?陛下のイチもつと同じで…」
「おまっ!?この間までわしに鰻を使った料理ばかり食わせたくせに!くっ…まあ、よい!安心しろ、等価交換だ。代わりにわしのパンツをお主の部屋に置いてきたわい…」
「いらんわっ!エル君やランス君のならまだしも!汚王のウ◯コ付きパンツが何処に需要あるというんですかっ!?」
「ホント失礼じゃぞっ!そんなのたまにしか付いておらんじゃろうて!」
「とにかく手遅れです…恨むなら代々引き継がれてしまった呪われたおっぱい星人の血筋をお恨み下さいませ」
「ぐぬぬっ…確かに我が父も…そうであったが…」
「とにかく…明日は国を挙げてのお祝い行事になるでしょうから…これ以上余計な事は言わない様に気をつけて下さいね…」
「こうなったら…エルをおっぱい教徒に…」
―スパンッッッ!
「アホかっ!?余計嫌われたいんかっ!?」
「おまっ…ソレは便所スリッパじゃろ!?」
「ここに便所コオロギがいましたものですから…」
「一国の王に便所コオロギって…」
愚王は放っておくとして…ティア殿下…。どうかエル君との関係を…この言い方は違いますね…。エル君とうまくいくと良いですね、ティア殿下…。
***
あとがき
本日も2話目の更新です!
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さて、今回のお話幾つのアニメやらの名言が使わてたでしょうかっ???皆さんは幾つ分かりましたか?
ではでは、★増えれば3話目本日更新頑張ります!
美鈴でした♪
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