椿姫奉納の儀への応援コメント
薄暗い因習の空気感たっぷりで、没入感のあるお話でした。
恐らく娘が村の中でも儘ならない立場で居場所もなかったであろうということを考えると、このラストは救いのようにも思えます。村人が誰もいなくなったとしても、彼女にはこの先どうしようもありませんもんね。
この容赦のなさに、倫理観や常識のまるきり違う存在なのだという説得力がありますね。
味わいの深い作品でした。面白かったです!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
薄暗い感じ、出ておりましたでしょうか……!よかった!!
ラストはいくつかの意味でとれるかたちにしましたが、いずれにしても娘の立場からしてみれば救いでしたね。状況は悲惨ですけれど。
守り神は守り神なりの事情で動いていたので、まったくもって相容れない感じになりました。たとえ今回の儀式がうまくいっていたとしても、いずれどこかで綻びが生じてどうにもならなくなるのだろうなと思います。
面白かったと思っていただけて嬉しいです!
椿姫奉納の儀への応援コメント
とても…好きです…!!
ほの暗い座敷牢と、目を灼く蛍の光、鮮血の椿、映像がありありと浮かんで心を奪われました。あとこういう人外さんものすごく好き…!!
神様を座敷牢に閉じ込める人間、あるいは座敷牢に閉じ込められてやっている神様というのが、歪でどきどきします。破綻が見えているものほど美しいですね…
素敵な世界をありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
好きと言っていただけて嬉しく思います!!
和物が初めてでどうしても幻想寄りになってしまったのですが、映像を思い浮かべてもらえて良かったです。
ふふ、わたしもどうにも手に負えない人外は大好きです。
歪な構図ってそそられますよね(言い方)。神さま側の理由もあるにはありますが、座敷牢に閉じ込めるなんて絶対だめなやつ……でも好き……!
>破綻が見えているものほど美しい
まさに仰るとおりですね!!