私が歪んだ訳、30歳で死にたいと思ってる自分の話。

まんぷく犬

第1話 誕生。

ミレニアムとか未だによく理解してないけどノストラダムスの予言が当たらなくて来た新時代。アドじゃないけど新時代。

そんな時に私は生まれた。3000グラムを超えた言わばデカイ赤ちゃんだったらしい。

名前は非公開だが占い師にいい画数の名前にしてもらって尚且つ父親の文字を一文字もらったらしい。

らしい?なんでらしい?と思うかもしれない。

朧気な記憶。

散らかるオモチャの中で母と父が喧嘩をしている姿。それが今でも覚えている。



うちは母子家庭だ。だからといって辛かったことはない、母は辛かっただろうし私なんて出来の悪い奴いらないと思ってるかもしれない。それでもここまで育ててくれたことは感謝しかない。


この頃からやらかしはしていた。

顔に一生残る傷をつけた。顔をかくなと言われていたのにバカな私はただ痒さに負けてかいてしまった。で顔に残る少し黒いシミ、これは後数年の人生付き合っていくことになる。もう一つ数年のお付き合いをするモノがある。

額の目の上の傷だ。

北海道にいってワカメの映画、今でもよく分からない理解できない映画を見て見終わりつまらない私は暗い中を走った。

すると………ゴツン。

顔面に走る衝撃、コンクリートの角にぶつけたのだ。緊急で搬送された私は何針も縫う結構な手術をした。

そんなクソ活発な性格はどこへやら。学校、中学、高校になってそれは大きくかわる。

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