KAC20245 ジ〇リ系うんちく話が、熱い。会長が「はなしすぎではなさないで」?

冒険者たちのぽかぽか酒場

第1話 「はなしすぎな会長!ラピュタは、エロい意味の言葉になるんですか?」こういう会長が学校にいたら、はなしたくないでしょ?

 「アニメ系は、はなしたくない思い出になるだろう。でも、話そうか」

 …はあ?

学校の映画研究会の会長が、謎。

 「アニメ系には、謎の種が付き物である!」

「種、か…」

 「シードである!」

 「会長?その言い方は、どうかと」

「ガ〇ダム的に黒歴史だからかな?」

「何です、会長?」

 へえ。

 「黒歴史」っていう言い方は、「ターンエーガ〇ダム」からはじまったものらしい。

 「黒歴史」

 実は、新しい言い方だったんだな。

「会長?そろそろ、クラスに戻りますんで…」

 「はなさないで」

「何です、会長?」

すると、会長が「天空の○ラピュタ」のセリフで攻めてきた。

 「40秒で、したくしな!」

 ちなみに…。

 「ラピュタ」っていう言葉は、本場の外国(特にスペイン系)では Hな意味になるらしい。

「ラピュタ=ふわふわ浮いている気持ちの良い天国=夜のお姉さん=書けねえ」

へえ。

「あちらの国では、使わないほうが良いぞ」

 本場スペインもそうだけれど、スペイン系の人々がたくさん住むアメリカでは、「天空の○ラピュタ」の名前では放映できなかったんだとか。

 ネーミングでOKが出ず、「キャッスル・イン・ザ・スカイ(=空の中の城)」っていう名前になった。

 会長が、止まらない。

 「大暴れな映画を上映すると、上映が終わって客が帰った後どうなるか知っているか?客席に、菓子やらジュースが散らばっていることが、多くなるんだぞ」

 「会長、なぜ?」

 「観ている客も、大暴れ気分になるからじゃないのか?」

 なるほど。

「さあ、早くしたくするんだ!スクリーン落ちに、されるぞ?」

 「会長?スクリーン落ちって?」

 観客の動員が少ないような映画作品は、どんどん、すみに追いやられていく。

 そこで、観られなくなってしまう作品や観られなくなることを、「スクリーン落ち」と呼んでいるらしかった。

 「お蔵入り」

 その言葉に、近いのか。

 「新入生たち!映像研究会に、いらっしゃい!ゲッツ!」

こういう会長がいる学校なら、面白いのになあ。


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