ぐたぐた投資じゃーなる
@bankman
就職活動≦投資
就職活動。
僕は、それを大人の社会見学程度に思っていた。今思うと、舐めに舐めていた。
というか、(既に成人していたにもかかわらず)斜に構えていた。アホ、としか言いようがない、救いがたいバカである。
当時の就活の軸を思い返してみると、
①飲み会とかメンドクセェエエエエ!!!!!
というか、時代は実力主義でしょ。今更、飲んで仕事を取ろうなんて、きめええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(ちなみに、僕はお酒が弱いので、そのコンプレックスの裏返しでもある)
②年功序列とかアリエネエエエエエエエエエ!!!
だって、自分より仕事出来ないオジサンにデカい顔されるのなんて、うざいしwwww
こっちは、高学歴で頭も良いんで、サーセンwwwwすぐに追い抜かさせて貰います
③肉体労働とかキメエエエエエエエエエエエエエ!!!!
だって、何度も言うけど、ぼくちゃん、頭いいんだよ!!!!!エリートの僕ちゃんが、企画やコンサルをしないなんて、社会的損失ダロ!!!まじで!!!!!!
といった次第である。
さて、上記のような就職活動だが、時代がよかった。
アベノミクスの残り香があり、就職戦線は売り手市場だったのである。お母さん、僕をこの時代に産んでくれて、本当に有難う。
色々あって、僕は、希望通り、外資系のとある会社に潜り込むことになった。これについては、後から振り返ると、良かった面もあるし、悪かった面もあるし、なんとも言えない。
ただ、少なくとも、僕が今している仕事は、古い形でのコミュニケーションが多いし、年功序列だし、肉体労働なので、随分と最初の軸とは変わっている。
これは、自分の考え方が変わったというよりも、単に、就活時点での、自分の考えが浅かっただけである。
だから、就活時点で、もう少ししっかり自分について考えるべきだったと、反省している。
さて、ここからが本題だ。
世の中には、入るのが難しい会社というのが存在する。
(僕は見たことがないが、就職偏差値なる表もあるらしい)
例えば、三菱商事や電通、NTTなどである。選考の倍率は優に100倍を超えるのではないか。(知らんけど)
みんな、こういった会社に入るべく、徹底的に対策をする。例えば、エントリーシートの添削サービスを受けたり、面接対策をしたりである。(僕は斜に構えていたので、経験はない)
みんな、その会社の一員になるべく、本当に死に物狂いである。
にもかかわらず、『その会社の株を買う』という選択肢は、不思議なほど無視される。
僕は、これが昔から不思議だった。
会社で、一番偉いのは、株主だ。
その証拠に、株主の総意で、社長をクビにすることが出来る。文字通り、株を買えば、その会社の一部を所有することになる。入社することよりも、よっぽど意義深いはずだ。
であれば、その会社に入って、上司にペコペコして、隠れて残業して、たまに出没する頭の可笑しい顧客の相手をして....というルート(従業員オプション)よりも、株主として社長以下取締役を、働かせる方がよっぽど浪漫があると思うのだが....
就活にあれほど熱心になる人が、なぜ別の切り口で、会社と関わろうとしないのか、不思議である。
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