失恋の苦しみ
わらび餅
第1話
今日は、彼女に振られてちょうど1ヶ月になる。
振られたのは、今日よりも蒸し暑い夕暮れ時だった。
LINEで「別れよう」と、切り出されたのだ。突然のことだった。でも、薄々気づいていたんだ。彼女が僕に気がないこと、僕とのLINEをめんどくさがっていたこと。全部わかっていた。でも僕は、見て見ぬふりをして自分を騙し続けていた。
だって⋯
彼女は、僕にとっての天使だった。大袈裟な表現だと思うかもしれないが、違う。この人のことが大好きって本気で思えたのだ。つ
そんな天使のような彼女は、もういない。僕の隣には、誰もいない。
友達が次の恋に進みなよと言ってくれた。僕もその方が、良いのかもと思ったりもした。それほど、暗く苦しい時間が続いたからだ。次の恋に進んで、苦しみから逃げたいと思った。
でも、君を超えれる人は出逢えることが出来ないと思った。
だから、僕は1人眠る。
失恋の苦しみ わらび餅 @warabimoti1
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます