実は私、応募恐怖症なんです。
白浜 台与
第1話 実は私、応募恐怖症なんです
やっぱり書いてる人は紙の本デビューとか、出版とか、ビジネス展開とか、人生をプラスの方に変えたい方が多いかと思われますが、
実は私、応募恐怖症なんです。
コロナ禍と引っ越しが重なった3年前にある文学賞に応募したのですが、中間発表で落選が分かるまで、
もし急に対人関係が変わってしまったら。と3ヶ月間ずっと恐怖感情に支配されてました。
ツイッターもした。ソシャゲでチャットとやってみた。
でも、
毎晩怖くて震えて吐いて泣いている自分がいたんです。
まあ確かに、親からの身体的精神的虐待と中1の頃いじめに遭った経験以来人間への信頼ほとんど全て無くしてしまってますが、
こんなに人間が怖い自分が居たとは。変わりたいのに変われない自分に絶望していました。
でもね、その症状かかりつけの先生に言ったら
「あなた、それ抑うつの症状だよ」と言われ、ツイッターとソシャゲのマルチプレイやめたら徐々に症状が無くなりました。
投稿サイトでもいいね、しかしない。もしかして嫌われているのかも。と思うと自分からコメントするのも怖いのです。
元々持病で普通の人が目指して手に入れるものを諦め、心身の安定を第一にしないと生きていけない所もあります。
そういや書き始めた動機も心理療法のつもりだったな〜。
とずるずる今まで書き続けて来ております。
いつもいつも、どうなるかわからない稚魚を放流するつもりで
返事の無い手紙をガラスボトルに入れて海に流すつもりで投稿している人もいる。
それは、人生何をしてもつまらなくて苦しいから今日一日を生きるためなんですよ。
そういう話です。
実は私、応募恐怖症なんです。 白浜 台与 @iyo-sirahama
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