第43話 磔
灰色の空。
広い大地の真ん中にある小高い丘。
そこには三つの大きな十字架があり、三人の男が磔にされていた。男たちの前にはそれぞれ槍をもった立派な格好をした男たちがいる。これは異教徒を死刑にする儀式だ。
磔にされた男の一人が言った。
「我らは主に誠実に仕えたのに何故、このような仕打ちを!」
もう一人の磔になってる男が言った。
「我らを見捨てて、死に追いやろうとしている者がいる。その者は邪悪な紋章を宿してる」
全員が空を見上げる。空に紋章が浮かんでいる。
「主が我らを見捨てて死に追いやろうとしている」
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