訳
いすみ 静江
わけ
最低限の日常生活に鎖がついた。
ほぼ起きられず。
過去が病苦で谷底に落とし。
現在は未来に目隠しをする。
言い訳は見苦しい。
省略する。
休めの命令が頭のラジカセの周波数と合っていても自身が制御不能だ。
近くの沼に助けろと亀が沈んで行く。
岩肌から滑ったのか。
記憶は満洲の鉄道。
走れども走れども成果が上がらず。
どこまで遡ればやり直せるのか。
この糸に縋るときっと奈落だ。
暗くて湿っている。
名前も忘れた。
訳 いすみ 静江 @uhi_cna
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