亡霊がいる
明鏡止水
第1話
わたしが座っている椅子が音を立てただけで
おい!✖️✖️が屁をこきましたー!
と叫ぶ亡霊がいる。
わたしが帰宅部だったというだけで
けたたましく笑う退部に追い込んだ女たちの嬌声が響く。幻聴だ。
わたしが前の人とも、後ろの人とも喋らないでいて
✖️✖️きょうぼっちだねー
とからかってくる思い出がある
教室にいると考える
✖️✖️さんはぶられてない?!
笑いながらからかってくる
省かれた大人は、一人になる。
でも、おまえら一生許さねえから。
どんなにライフステージ踏んで大人になってても
過去の行いを消さないからな
亡霊がいる 明鏡止水 @miuraharuma30
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
「天国」はわからない/明鏡止水
★6 エッセイ・ノンフィクション 連載中 1話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます