第三十九話 新たな依頼
今日はみんなと宴会だ。ダンジョンで手に入れたオーク肉を使い、とんかつを作る。
「オーク肉ですか、まあ好きですね」
「アンジュもそう思うか?」
アンジュも例の通り呼んでいる。
アンジュが今度は魔法石(炎魔)とジュラルミンキングを欲しているようだ。
魔法石は魔法の原石と呼ばれているほどに魔法力の塊が眠っている石。
炎魔は炎よりもランクが高い炎魔というランク。ジュラルミンキングは幻想金属の一種。だがオリハルコンよりもランクが一つ低いらしい。
アンジュは新しい杖と鎧を作りたいらしい。
「もしかしてエルシャと俺の鎧なのか?」
「そうだよエルシャに新しい杖とおまえに鎧をプレゼントしてあげようかなと思い」
「新しい炎魔法を習得中だからね、ヒロキは鎧があるといいね」
ミャーコは身軽な格好でしっぽに着ける魔道具が欲しいとねだる。
「星降りの尻尾輪っかが欲しいにゃぁ~~~~~作って欲しいにゃアンジュ~~~~~!!」
「星降りの尻尾輪っかはなかなかに作るのがめんどいぞ」
どうやら聖樹と呼ばれる木の根っこを取ってくるのと、雷速の星魔と呼ばれる星の形をした不思議な物を手に入れないといけないらしい。
宴会は大演壇に終わった。そして次の日、仕事帰りにダンジョンに入る。四十一階層に来ている。
オーガが出現する。
幻界の剣で幻想を見せる。
オーガはくるくるとその場を回転する。
エルシャが炎の魔法を行使する。
「ギャラクシアファイヤー!!!」
大行な名前だがかなりの威力。それだけ破壊的な炎だった。
ミャーコのナイフ術もかなりのものだ。
今回アンジュも来ている。
「これが最強のドワーフの武器、天精の大金槌だ」
「強いのか」
「強いぞ、最強だ」
実際かなりの威力のようだ。
しかも天使と精霊の力を上乗せしているからこそ大金槌はかなり強い。
「破壊打」
「破壊打」
敵のオーガは何度も叩き付けられている。
そして一瞬で倒された。
ドワーフのアンジュはかなり強い。
四十一階層の敵はオーガだがなかなかに強い。
オーガは化け物だ。最上位の化け物と言っても良い。
四十一階層の中でもかなりの化け物だ。
そのまま進んで進んで四十二階層まで来た。
四十二階層はオークジェネラル。
オーガと来て次はオーク。
でも階級は上のようだ。
素敵なオークジェネラル。エルシャがギャラクシアファイヤをぶつける。
オークジェネラルは最大級に強いオークのようだ。
四十一階層を攻略はいったんお預けだ。
今日はもう寝ようと思う。
そして次の日も仕事だ。
ぐっすり寝ることにしよう。おやすみ。
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