君に添えるは花束一つ

色彩

君に添えるは花束ひとつ

私が生を得た時から

君はすでに隣にいた。

私は親に花を渡されて

君にそっとあげたらしい。

君にあげるは花一つ。



それからすぐに時は経ち

気づいた時には3歳に。

君の生まれためでたい日に

私は川辺で摘んできた

3つのたんぽぽをまとめて送った。

君に送るは花束一つ。



それからまたまた時は経ち

気づけば色恋気にする歳に。

ドキドキうるさい心臓抑えて

君に私の思いを伝えながら

お小遣いで買ったありったけの花を

一つの束にして君に渡した。

君に渡すは花束一つ。



君と晴れて付き合い数年後。

私が全く知らぬうちに

君は色々用意してた。

君が渡してきた花束と

指輪を見た私は泣いた。

君にもらうは花束ひとつ。



それから時経ち1年後。

私は独りで泣いていた。

結ばれ浮かれた私のことを

君は救ってそのまま死んだ。 

花びら散るようにあっさり死んだ。

悔しさ悲しさを抱えながら

私は墓に花束添えた。

君に添えるは花束ひとつ。








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やっぱ詩は思い浮かんだままに書くものだと思うんですよ!というわけで、これは5分で書いた詩なので内容酷いのは許してください...

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君に添えるは花束一つ 色彩 @tyokosora

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