Personality Online 〜二重人格なせいで特殊ジョブになりました!?〜
宵月ノル
プロローグ
「う〜ん、ゲームなんかあんまりやったことないんだけどなぁ……本当にやりたいの?ゼロ。」
『もちろんよ?レイ。私が嘘を言ってないのは分かるでしょ?』
そう言われて机の上にあるゲーム機のパッケージを見る。このゲーム機は最近出たばかりで入手困難とクラスメイトが言っていたものだ。それをどこからかゲットしてきたゼロは本気だろう。まぁゼロが本気なことくらい言われなくても分かっているのだが。
「分かったよ。ゼロにはいい話し相手になってもらってるし、日頃のお返しとして……」
『決まりね。じゃあはい、これ。私が遊びたいソフトよ』
「《Personaality Online 》???」
えっと、Personaalityって性格とかそんな意味だっけ、性格オンライン??
『《Personaality Online 》は基本の種族とジョブに加えて性格に応じて特殊種族や特殊ジョブにつけることがあるそうよ。私達がキャラクリエイトしたら面白いことになると思わない?』
「そうだね〜私達がじょぶ?きゃらくりえいと?したら絶対に面白いことになるね!」
『《Personaality Online 》は明日サービス開始よ。今日のうちにゲーム機のセットとダウンロードをしておきましょう?』
「そーだね〜」
そう言ってレイは初期設定を始めるのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます