第15話チャミスル事件

今日は仕事が休みだった母に適当なツマミと、チャミスルマスカットを買っているようにLINEを送った。千円以内だが、二千円渡しておいた。

帰宅すると、ビールと魚肉ソーセージを買っていた。チャミスルを聞くと、分からないと言った。

店員のばあさんも分からないと言ったから買わなかったらしい。

僕は烈火の如く怒った。

いつも飲んでる酒なのに、分からないで、分からないなら何で電話しなかったのか!と、ブチ切れた。

帰宅すると、空き瓶を見させて買いに行ってもらった。

直ぐに電話がある。

チャミスルはどこに置いてあるのか?と。

もう、怒鳴りたくなる気持ちを抑えて、チューハイが並んでる棚の1番下だと言った。


店員も店員だ!知らないと無責任な事を言いやがって!

今、缶ビール飲んで、チャミスル飲んでいる。

昨日は一万円、今日は二千円で喜ぶ母を見ると、キレてはいけないな。と、思った。

あんたが、そんな事を言わなければ間違わないで済んだのに!自分で買えばよかったじゃない!と、言う言葉にブチ切れたのだ。

いかんいかん、良い酒飲みでなければ。

今は笑いながら喋っている。

それが家族なのだ。

今日は、良い酒になるか分からない。

ちょっと、疲れてイライラしている。

おやすみなさい✨

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