第4話公開飲酒放送

今、酒飲みの聖地、千種区ちくさく今池いまいけにいる。入った店は日、祝日以外は2時から開店している鶏のちから。

この居酒屋と言うより、割烹居酒屋は旬のモノを常に置いてあり、鶏の刺し身も食べられる。

しかし、刺し身は鹿児島のが1番だから、注文しない。

鯛の刺し身とヤリイカの味噌和えが今日のおすすめ。

僕は、ヤリイカ、鶏肉煮、おでんで赤星を飲んでいる。

今、2本目。この時間帯で飲んでいるのは、みんなカウンター席で見覚えのある顔ばかり。

センターのオジサンが赤星から、今2本目の熱燗を飲んでいる。 

端っこのオバサンは、ボトルキープの焼酎を飲んでいる。注文は、串3本のみ。

反対の端っこのおじいちゃんは、いつも見掛けるが、酔っ払っているのか、中身の入ったグラスを倒してる。

地球に酒を飲ませてどうすんの?

おでんは赤味噌では無く、関東炊き。

関東炊きは失敗がない。

辛子多めに注文して、大根を食べた。

しゅんでる。

もう1本飲もうかな?

書きながら、杯がすすむ。

水炊きの横に、◯焼と書いてある。目が悪いから、メガネをかけて見つめるもその漢字が読めない。草書。

何て読むのか、大将に聞いたら、「すき焼き」と読むそうだ。当て字と言う。良く眺めると、寿と書いてある。寿き焼と書いてるそうな。良く読めましたねと、大将が言ったが僕を誰だと言うのだ。

 

端っこのオバサンがおあいそした、3500円だ。何を食ったの?

残骸を見ると、串の盛り合わせだな?

これで、1800円。

おじいちゃんは焼酎溢して、店員がテーブルを拭いている。

ここは、介護施設じゃないんだよ!おじいちゃん。

今池駅のトイレが改修工事していて、来年の3月まで使えない。

店のトイレに行ってもいいが、近くのパチンコ屋でトイレに行こうと思う。


5000円位は勝負しても問題ない。

運が良けりゃ、この飲み代が戻ってくるかも知れない。

そうこうしていると、瓶ビール2本飲み干す。

あと、1本注文しようかな?

泥酔する量じゃない。

この続きは、「星降る街で」で書きます。

羽弦、飲みまーす。←馬鹿!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る