第5話 ハズビンホテルへようこそ

まずね、私がホテルへ入居した経緯を話しましょう。

中学生やったことある人なら分かると思うんですけど、洋楽かぶれになる時期ってあるじゃないですか。

洋楽(英語はできないため日本語訳付き。本当感謝しかない)に侵食されたYouTubeのおすすめ欄に現れた『INSANE』を聴くんです。何このカッケー曲!!でその時は終わるんです。

時が流れ、受験が終わり、アニメ観るか!!ってなるじゃないですか。

で、これまたYouTubeなんですけど某ちゃんねるの反応集まとめに流れてきた『ハズビンホテルへようこそ』が気になる、と。汚いディズニーって何!?みたいな。

で、4話で入居と。


経緯を話し終わったところで、簡単にこの作品について説明しましょう。

カートゥーン調のアニメーションで、地獄の更生施設『ハズビンホテル』の主人チャーリーを中心に、ミュージカルを織り交ぜつつ物語が進んでいきます。一期は全8話、Amazonプライムで無料公開されています。


ここまででも、日本のアニメ、ドラマに慣れている人だと、なかなか受け付けないポイントが二つあるじゃないですか。

カートゥーン調とミュージカル。

私もね、この作品に出会うまでは毛嫌いしていたんです。バランスおかしいじゃん…いきなり歌うとかちょっと…(ディズニーでも若干の違和感を感じるレベル)と。

しかし1話の時点でかなり抵抗感が破壊され、続きを見れば見るほど、この絵柄じゃないとダメ。歌がないとダメ。となっていくんです。

カートゥーン調なんて所詮マスコット的可愛さしかないでしょ。って思ったそこの君ぃ!!

私がどれだけアラスターとエンジェルに狂わされたと思っているんですか!!

生まれて初めてpixivで二次創作を漁りましたよ!!

もう私は落ちぶれましたよ!!

1話に2曲づつ入る劇中歌のレベルなんて底が知れてるわ。って思ったそこの君ぃ!!

私がどれだけ聞いていると思っているんですか!!

YouTubeが今度はハズビンホテルに侵食されていますよ!!

あとINSANEってファンソングなんですよ、信じられるか!!ファンも天才か!!


次はお勧めの見方ですね。

アメリカ発のアニメなので、当然生まれる「字幕or吹き替え」問題。

これ、どちらかがダメだったら話は早いんですけど、困ったことにどちらも素晴らしいのですよ。

私は、

一周目:吹き替え(ストーリーを把握)

二周目(部分的に):吹き替え(推せるところを何度も目と耳に焼き付ける)

三周目:字幕(細かな意味の違い、英語にしかないジョーク、韻を楽しむ)

四周目(部分的に):字幕(推せるところを何度も目と耳に焼き付ける)

としました。

結論何周もしましょう。8話、ちょうどいいですね。

順番はどちらが先でもいいと思います。ちなみに五周目は吹き替え➕字幕で行きたいと思っています。ニュアンスが微妙に違って面白い。


ただこれだけは言いたい。

敬語と一人称の切り替えがある日本に生まれてよかった。


えー話が散らかりましたが、最後に一つ注意点があります。

めちゃくちゃエログロです。

Amazonプライムの公式YouTubeが、ちゃんとヲタクを分かってる(『We Love the Hell Out of Alastor』とか本当分かりすぎててひどいもん。良いとこで終わるからニヤニヤしながら悶えて結局アマプラに飛んで行って8話の例のシーン観たもん。ありがとう)、切り抜きを公開してくれているのですが、

えげつない量のピー音です。


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