第19話
2024年 7月8日
都知事選が終わった。
結局、いつもより早起きして暑くなる前に行ってきた。
酷い選挙戦だったね。候補者の掲示板と選挙放送のことです。もう、ただただ
呆れた。
予想通り(?)現職の古狸が圧勝した。意外だったのは伏兵の台頭でまさかの
三位に甘んじたあの方。十数年前、二位じゃダメなんですか?と、アピールしまくっていたが 今回その二位すら及ばず屈辱の三位に沈んで何を思う?
ところで、「命を守る」と連呼していた古狸さん。
「トーヨコキッズ」と呼ばれる子供たちの命も守ってくださいよ。
彼等もこの国を担う大切な子供たちなんですから。
私は週一くらいの頻度で わざわざバスに乗ってエブリデイ・ロープライスのスーパーまで買い物に行っている。自宅から徒歩3分にスーパーがある事はある。
が、いかんせんPB商品でかためられているせいか品薄で割高だ。
有り難いことにバスに乗って行く事が苦にならず 続けられるうちはこのスタイルでいこうと思っている。
先日、私がバスに乗った時 乗り口左側の席が2列空いていたので2列目に腰掛けた。次のバス停で私と同年代のご婦人が乗って来て私の前の席、一列目に座ったのだが……暫くして私は眩暈を覚えた。 私はたまに原因不明の眩暈に悩まされる。
重度のものではなくクラ~~~~~~っとした感じ。
これから件のスーパーに行こうと云うタイミングだったので 「イヤだな~~」と思い窓の外を見たら眩暈が止まった。やれやれと首を戻したら又眩暈……ここで気付いた。眩暈じゃなくて一列目のご婦人の頭が小刻みにプルプルしていて、無意識のうちに目がプルプルを追いかけ酔ってしまったらしいのだ。
ご婦人、私の降りたバス停では降りなかった。
だが、しかし‼偶然とはオソロシイものだ。 私は冷房のきいた店内を小一時間ほど
かけてゆっくり廻って買い物を済ませると、パンパンに膨れ上がったエコバッグを肩に引っ提げて帰りのバスに乗り込んだ。
乗り口の左側二列目が空いていて「ラッキー」てなもんで座った。
でもね、一列目に座っているご婦人の後頭部には見覚えが……
よほど縁があるのか来た時と同じ構図。
なるべく見ない様に横を向いても気づくと目が勝手にご婦人の後頭部に注がれて……
どうかもう お目に掛かりませんように ……へへ……
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