第五十六話 ビーチサンダル
ベランダに出る時はビーチサンダルを履く。わざわざ高いサンダル買って李仁は用意してくれたのだが結構くたびれてきた。
そういえばここ数年これ本来の使い方をしていない。
海がないこの地域では車を走らせないと行けない。今年は行ける?て聞いたら行こうって返事が来て少しじっとり暑さを思い出した。
※※※
まだ所々寒さを感じるけど運動をするとじわっと汗ばむ。
まだ長袖は仕舞えないなぁと思いながら海とか夏のワードを出すともうすぐに暑い暑いと汗を流す日々が来るのだろう。
そしてはやく暑いの無くなればいい! だなんて言ってたらだんだん冷えてきて寒くなって……の繰り返しである。
ビーチサンダルはベランダのと同時に李仁と買いに行く予定だ。ベランダのは安くていいけど海のビーチサンダルはおしゃれで丈夫なのがいいね、なんてピロートークで話してたばかり。
李仁は疲れて寝てしまった。そんな彼の体に寄り添った。
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