おわりのごあいさつ

 ここまで読んでいただきありがとうございました。


 昨日以上を作ることが出来るのかという葛藤を覚えながら、本作を書きました。


 この葛藤も経験で、閲覧がつかなくても経験、応援がつかなくても経験と思って書いているので結局のところマイナスはありません。


 一つ理解に難しいことがあったと思います。藍はおじいちゃんに言われます。「心を二度殺した」の、二度です。

 サーシャと一線を引かずのに関わって交際を断ったのと、それを勘違いと突きつけたことです。一つ目は仕方がなかった。でも二つ目は違う言い方は出来たかもしれません。

 二つの心を殺したのです。おじいちゃんとお母さんがそれを理解出来たのはお母さんが負った過去があるからでしょう。


 藍にとってサーシャは子どもでした。皆さんも目にされたかと思います。どんどん大人になっていくサーシャを藍はどんどん見逃します。藍はサーシャと幸せな永遠を約束します。


 二人で一山市に帰る。二人で暮らすそんな未来が来たとき、三人分の食事がクリスマスに整うことを祈って本作品を終わりにさせていただきたいと思います。


 本当にありがとうございました。

 昨日よりいい物を。

 また私を見つけてください。


 ハナビシトモエ


 

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