第23話「トマトからさかのぼる、私の血 宣伝します」

 こんにちはタカナシです。


 2作目の紹介は、マスケッターさまの作品になります。


『トマトからさかのぼる、私の血』ジャンル:現代ドラマ

作者 マスケッター

タグ:お仕事 グルメ 女主人公 二十代後半 血筋 起業 同棲 ハッピーエンド

https://kakuyomu.jp/works/16817330663455019897


あらすじ:

 主人公・久保 澪(みお)はトマトへのこだわりを決して捨てない二十代後半の女性。首都圏に近い大都市に在住している。


 彼女は恋人にして同年代の男性、相川 正(ただし)のアパートで同棲中であり、結婚相談所『エンジェルズベル』を起業・運営していた。正は『エンジェルズベル』における彼女の部下でもある。久保は乳児の時分から孤児として児童養護施設で、正は虐待家庭でそれぞれ育てられていた。


 久保は、実の親を示す唯一の手がかりとして施設から渡されたトマトソースのレシピを大切に保存していた。彼女は毎日トマトソースやケチャップを用いた料理を食べることで、実の親を探す気持ちを保ち続けている。


 久保にはもう一つ、民間情報売買組織『壁』の主催者(通称『竹柱』)という顔があった。『壁』は彼女と、エンジェルズベルの社員である女性・井部 陽子(通称『アスファルト』)で構成されている。井部は優秀だが無口な、久保よりさらに若い女性である。


 ある日、エンジェルズベルの社員・宇土(うど) 実が不倫をしているという情報が『アスファルト』からもたらされる。事実関係を把握し宇土を懲戒免職にした久保だが、その頃から江原(えはら)というフリージャーナリストにつきまとわれるようになった。


 江原は不倫専門の報復屋・『金杖(きんじょう)』を追っており、その過程で『壁』を察知していた。江原は『壁』の正体を漠然と掴みかけており、久保にまでたどりつきつつあった。


 江原の追及をかわしつつ、表稼業で様々な構想を実行する久保。売れない陶芸家の検見(けみ)をテコ入れしてオンライン陶芸教室を後援するが、図らずも井部の過去が割れてしまう。彼女は以前の職場で妻子のある男性にだまされ、中絶までさせられていた。


 その男性・蒲池(がまいけ) 始が、久保の実の親にかかわる一家の長男だった。


推しポイント:

○各話でのトマトまたはトマトケチャップを絡めた美食場面

○主人公がトマトから自らの血筋をたどりつつ自分の立場が抱える矛盾を解決し成長する


1話感想:

 相変わらず、引き込まれる1話目です。今回は、これから何が起こるのかドキドキさせる展開です。トマトというのが上手くアイテムとして機能していて、血を連想させ、本来フレッシュなはずのトマトがおどろおどろしく見えるのは流石の腕前です。

 雰囲気としては、ミステリー風味も出しつつも、人間関係に主軸を置いた現代ドラマ。

 今後、どんな展開が待ち受けているのか、あらすじでは不倫とかも絡んでくるそうなので、ドロドロしたものになるのか、それとも、爽やかな作品になるのか、トマトの食べ方並みに千差万別な展開が期待できそうです!!

 雰囲気はミステリーよりなので、ミステリーが好きな方にもお勧めできますし、現代ドラマといえば、人間関係の妙!! 冒頭からも、それらが織りなすストーリーが見え隠れしているので、現代ドラマ好きはチェックしていい作品だと思います!!


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本音コーナー

 前回の記事にて、桜庭ミオ様よりタグの掲載方法をご教授いただきました。

 ありがとうございます。

 今まで通り、タグも掲載していかせていただきます。



12/5 23:00 推しポイント・感想を変更させていただきました。

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